ここ最近、私事でばたばたしていたその傍らこの blosxom の構築をやっていたのですが、
構築が一段落つき「さぁ何を書こうか」と思い始めた頃になっても結局ばたばたが収まらず、
そのまま何を書くかについても答えを出す時間がありませんでした。
つい先日、その忙しなさに慣れたのか、本当に落ち着いてきたのか、ふと考える時間ができ、
「そんな理路整然とした知識の蓄積をする必要もないのではないか」と思いました。
ある程度練った文章を書くことについては、競馬のことだけとはいえ、
Turf Watch の方で、
本人が思っていたより長く続いています。
また、さして多くもない知識ではありますが、その蓄積は
PukiWiki の方で
これからもこつこつやっていこうと思っています。
Turf Watch や
PukiWiki が、
私自身の「理性の集積」であるのであれば、この blog はもっと混沌とした
「欲求の集積」であってもいいのではないかと言うのが、
そのときでた思いつきであり結論でした。
「文章を書く」という行動にそのものに対する挑戦か、誰の言葉かは忘れましたが
「一生をかけて他人にどれだけのことが伝えられるのだろう」という疑問に対する挑戦か、
それはわかりませんが、私は「書く」という欲求をどうも抑えきれない人間で、
そのことでこれから何かに挑もうとしているようです。
理知的な議論もいいでしょう。それはそれ、確かに知的な刺激になります。
しかし、ただひととき楽しいだけの雑談も確かに楽しい。
そんな取るに足りないことかもしれないことを書き残すことで
何かを伝えられるかどうかはわかりません。
欲求が赴くままに書いてみて、それでもし読んでいただいた方が、雑談をするような楽しさを
味わってもらえるなら、それは「何かを伝えた」ことにならないだろうか…
そんなことを考えながら続けていけたらと思っています。
Posted on Jun 17, 2004 at 18:39