結論を先に言うと、MSN Spaces からの トラックバックを受信するには、 Nest of Snowy Owls 製の writebackplus プラグインを使用する場合、 ユーザエージェント、リファラー双方ともチェックなしの設定にしないと だめでした。
前回、トラックバックの受信トラブル対策として、 Nest of Snowy Owls 製の writebackplus プラグインの設定を変更して、 ユーザエージェントおよびリファラーのチェックを外してみたあと、 カンガルーオアシス の color99 さんから下記のようなアドバイスいただきました。
スパム対策でリファラチェックで問題になったケースはこれまで無いので、 リファラチェックは外さない方がいいと思います。このアドバイスをいただいたあと、writebackplus プラグインの ユーザエージェント/リファラーチェックの設定の組み合わせすべてに対して、 Digital Tale of Dream の方からトラックバックを送る試験を行ってみたところ、 やはり双方のチェックを外さないと受信できないという結果になりました。
blog.bulknews.net 「 MSN Spaces の Trackback 」 (Aug 27th, 2004) の中でも
CMS から、利用者のブラウザを利用して送信するようになっていて、 しかも GET リクエストで、url と excerpt しか送ってきません。 excerpt のマルチバイトは SJIS 丸出し。リファラつき、通常のブラウザなので、 例の対策をとるとハマります。とおっしゃっているので、今回の試験の結果は妥当と言えると思います。
また、Nest of Snowy Owls の 記事の中にも、このユーザエージェント/リファラーチェックの機能を実装した後、 特定の方法( BlogPeople 配布の 「ぶろっぐぴんぴん」からのトラックバック) でのトラックバックを受信できない問題が発生して、 これに対する例外処理をインプリメントしたという記述も見受けられました。
同様に MSN Spaces からの トラックバックに対しての例外処理を入れ込む手はありますが、 今後このような事が起こるたびに例外処理を増やしていくのは、 インプリメントとして美しくないと個人的には思うのです (めんどくさいというのも原因としては多分にあります(^^;> )。
幸い当ブログは、現在さほど集客力のあるサイトではないので、 これまでスパマーのターゲットになったこともありませんし、 やはり当面、writebackplus プラグインの両チェック機能は外した状態で、 運用を続けることにしました。
で、当ブログで問題が顕在化する前に color99 さんからの以下のコメントにあります
因みに私の所では拡張スパムブロッカーというスパム対策プラグインを 作って公開していますので、スパム対策にはそれを使っていただくのもいいと思います。こちらの方を時間を見て研究させていただきます。
私の怠慢から先に問題が起こった場合、リファラーチェック、 ユーザエージェントチェックの順で対処することにします。