「
原因は『二重の人為的ミス』 ウイルスバスター不具合で謝罪」
(
ITmedia より)
ほとぼりが冷め始めたと思われるので、そろそろこの話題。
まず最初にお断りしておきますが、個人的にはセキュリティービジネス
というのが嫌いです。
そういう僕が見て、結構、まじめに対処しているなぁ…
と正直、ちょっと見直しています。
今回、問題になったセキュリティー関連のものに限らず、ほとんどのソフトウェアの場合、
「本製品をインストールすることによって損失を被っても責任を負いません」
などと言うことを平然と明記してあるものがほとんどで、
しかも、ユーザはパッケージを開封してインストールした時点で、
それを了承している代物なのであるはずなのに、
あそこまでよく騒ぎ立てるなぁと、一般のマスコミの方があさましくさえ見えました。
たとえどれだけ売れている商用ソフトウェアであっても、
すべて自己責任で運用しなければならないものである
と言うことを世間一般は、やはりまったく理解していないんだなぁ…
「 PC なんて誰にでも簡単に使える!」なんて妄想は、
そろそろ吹聴するのをやめた方が IT 業界全体のためです。
今回の一件を「対岸の火事」とは思わず、自分たちがビジネスでやっていることが
社会に与えるインパクトを考え、
ビジネススタイルを真摯に見直す時期が来ているのではないでしょうか?