Ellinikonblue.com Weblog

夢は夢のまま終わらせない…

Posted on Aug 02, 2005 at 22:24

Sleipnir2 β2 Release

「 『 Sleipnir 』のお気に入りとマウスジェスチャーを引き継げる『 Sleipnir2 』β 2 」窓の杜 より)

http://www.fenrir.co.jp/
 今回のβからインストーラー付きのバージョンが公開されており、 マウスジェスチャーも使えるようになっています。
 最近、 Firefox でも 不便がなくなってきたところなのに、 オフィスの PC に入れてみて、ちょっと使い込んでみました。 いや、軽いっすねー。
Image:20050802Sleipnir2b2.jpg
 個人的に普段使う PC の中で、もっとも機能的にしょぼい オフィスの PC 上で動作させても、 普段使うブラウザ Maxthon / Firefox と 比べて一段軽いです。
 まだインプリメントされていない機能も多いようですし、 Sleipnir の真骨頂であるプラグインなども、 まだデフォルトのもの以外は使用していない状態ですから、 リリースまでこの軽快感を保ち続けられれば。。。乗り換え考えてもいいかな (^-^;>
Sleipnir Power Tips
T2Project 著
( 九天社 )
¥48
Posted on Aug 02, 2005 at 00:49

決定事項はなくても…

「 KDDI 、パワードコムを合併か」ITmedia より)
「 KDDI がパワードコムを吸収合併との報道は『現時点で決定事項なし』」Broadband Watch より)

 決定事項はなくても、否定しないということは合併するのでしょうね。 こんなでかい合併話が根も葉もなければ一笑に付されて否定されるだけでしょうし…
 パワードコム と言っても、 おそらく通信業界に縁遠い方には「?」な会社かもしれませんが、 法人営業では相当な営業力及び価格競争力を持った会社で、 これが携帯事業絶好調、その他は?な KDDI と合併ということになると、 この業界では相当なインパクトです。
 そうなると勢力図は三強に整理されますが、 携帯、地域、長距離/国際がばらばらにされて一貫した営業ができない (しかも互いでマジでけんかするときもあるという…) NTT にはもちろん、 最近、日本テレコム を吸収して 法人営業強化を計った ソフトバンク には大きな脅威でしょうね。 業界二位だと上ばかり見ていると、足元をすくわれることになりかねません。

 まぁ一ユーザとしては、せっせと競争していただいて、 より良いサービスを安価に提供してもらえれば、それが一番。 ひょっとして日本で一番健全(かどうかは疑問か… (^^;> )な競争をしているのは、 通信業界かもしれないと思うようになってきました。
Posted on Aug 02, 2005 at 00:09

歪んだ業界

「 音楽関連7団体が iPod などへの私的録音保証金適用を要望」AV Watch より)

 最初に断っておきますが、これはあくまで個人的な意見です。 現状の私的録音補償金制度には基本的にネガティブなイメージを持っていて、 以下のコラムにおける意見はもっともだと思っています。

「 私的録音・録画補償金制度では誰も幸せになれない」ITmedia より)

 無論、実際の著作権者に、その創造物に対して相応な対価が支払われることに異論はありません。 ですから、この補償金がなんのオーバヘッドも介さず (もしくは誰もが納得できる最小のオーバーヘッドで)、 各著作権者のもとに届けられる仕組みがあって、 その著作権者自身が明らかに不当な対価しか支払われていないと主張するのなら、 この制度にネガティブなイメージは持たないでしょう。
 しかし、残念ながら現実はそうとは思えません。 徴収されたお金の流れがまったく不透明な上、 このような制度ができてお金を徴収されるのは、 私的に楽しむ限度内で著作物を扱っているユーザからになるからに決まっているからです。 CCCD の顛末でいったい何を学んだのでしょう?

 まったく話は変わりますが、 「 前世代文化の後遺症」 というエントリを書いた際、 Blog Bookmarks. の chalice さんから 以下のようなご意見をいただきました。
各社独自のスタイルを貫いて欲しいとそのように思います。 媒体でも持ちたいと思う人がいなくならない限りはメディアでも出版し続けて欲しいです。
 曲解していたらごめんなさい。
 確かに何かを創造するにあたって「オリジナリティ」というものは不可欠なものです。 例え楽曲がネットワークで配信される形が主たるマーケットを成すようになっても、 CD やドーナツ盤をリリースし続けるというのもオリジナリティでしょう。
 しかし、音楽レーベル各社にあって、そのオリジナリティというのは、 本来は「発売する楽曲」にあるべきであって、親会社や関連会社の戦略によって流通方法や 流通先を制限するオリジナリティや、ましてや CD-R や HDD に税金みたいなものをかけて 儲け先を増やすオリジナリティはいらないと思うのです。

 レーベル各社にお伺いしたい。
「あなた方の本来業務とはなんですか?」