冷静になって、上記 futuremix にあるような 表にして キャノン EOS Kiss X2 と比較すれば、 ニコン D60 を選択する理由はないように思います。
現時点でライブビューと EOS KISS Digital X で実績を重ね 第二世代とも言うべきローパスフィルターを装備し、単純に画素数でも EOS Kiss X2 が上です。
対して D60 に魅力を感じる機能はボディ内で RAW 現像ができることくらいで、 これとて本体の液晶でどこまで微妙な表現が確認できるか過度の期待はしない方がいいでしょうし、 そもそも RAW モードで撮影しなければ無用の長物です。 このようなソフトウェア的な部分とダストクリーニングシステムを除けば、 ほぼそっくり D40x で、測距点三点の AF など前世代ものですし、 秒間三コマの連写など今時コンデジでもできます。
おそらく純粋に機械として見た場合、 キャノン EOS Kiss X2 だけでなく、 追って発表された ソニー などの 他の競合製品にすら太刀打ちできる代物ではありません。
これは言葉で綴ってもおそらくは他人に理解してもらえないことだとは思いますが、 個人的に初めて使った一眼レフは ニコン 製品で、 自分の稼いだ金で初めて買った キャノン 製品には 何か物足りない感覚がありました。 もちろん製品の世代も、クラスもまったく違いますが、 ニコン の製品にはあの欠乏感を補う 「何か」があるのではないかという妄想に近い感覚をもっています。
それだけに、これからデジタルカメラに完全移行してレンズ資産を蓄積していくのですから、 D60 というたった一つの製品だけでは あきらめがつくものではありません。
去年、D40 発表後、 半年もしないうちに D40x が発表され、 また D40 より前に 中級機 D80 が発売されているように、 個人的に購入を予定している夏までにはまだ何かがあります。あって欲しいと思っています。
そこまでに何とか D60 ~ D300 の間にある 製品ギャップを埋める新製品をお願いします> ニコン 様 m(_ _)m
「 ソニー、『クイック AF ライブビュー』搭載デジタル一眼レフ『α 350 』」
「 ソニー、エントリー向けデジタル一眼レフ『α 200 』を国内発売」
(以上、 デジカメ Watch より)