日本通信 から発売された
IDEOS
(区別するため以下、単に
IDEOS )なんですが、
ハードウェアとしては
イー・モバイル から
1 月に発売される Pocket WiFi S (同様に以下、 Pocket WiFi S )とほぼ同じものです。
「ほぼ」という理由は、まず Pocket WiFi S は
IDEOS と違ってクワッドバンド対応ではないようです。
実機がないので何ともいえませんが SIM フリーでもないかもしれません。
また Pocket WiFi S は
イー・モバイル が
ファーウェイ・ジャパン より提供を受ける端末ですが、
一方で
IDEOS は
ファーウェイ・ジャパン は
関係ないと
言い切っています 。
おそらくどちらでも切り分けが終われば、ほぼ端末交換ということになるのでしょうが、
それでも量販店なりにアンテナショップがあるないでは安心感に差があることは確かです。
ただこの手の端末は一度機嫌よく動き出せば、そうそうトラブるものでもありませんので、
以上のサポート関連はこの端末に手を出そうという方々であれば、気にならない点かもしれません。
ソフトウェア的には、Pocket WiFi S にはルーター設定のためのガジェットが用意されており、
より使いやすくなっているようですが、
そもそもにして Android 2.2 にはテザリング機能が標準で装備されており、
これを常時オンにして運用するのであれば、特にこのあたりは気にならないでしょう。
さぁ困りました。
思考を進めれば進めるほどいよいよ
IDEOS を買わない理由が
なくなってきました f^^;
おまけにどうも調べを進めると、
イー・モバイル の
Pocket WiFi で使っている SIM
( IC チップ側の表面が朱色の通称「赤 SIM 」)であれば、
APN (Access Point Name) 設定を変更すれば
問題なく使える
と言うこともわかりました。
バッテリーの持ちも
Pocket WiFi より
Pocket WiFi S の方がよいみたいで、
おまけに
Pocket WiFi は通信しながら充電ができないので、
この点だけでも
IDEOS/Pocket WiFi S の勝ちです。
しかし、ここで最後の躊躇 (^O^;A
IDEOS は年内に発売されますが Pocket WiFi S は年明けです。
IDEOS の初動が Pocket WiFi S の初動に大きく影響すれば、
イー・モバイル もネックとなっている料金面を
見直す可能性は十分にあると思います。
イー・モバイル は基本、正直者(発売日に飛びつく人)
が馬鹿を見る傾向が非常に強い(個人的に二度ほど馬鹿を見ています orz )ので、
二、三ヶ月は様子を見た方がいいのかもしれません…
しかし、なぜここまでそんなに高性能ではないとわかっている Android 端末に惹かれるのか?
不思議に思われる方もいらっしゃるでしょう。
その答えは簡単です。自分が WAN ネットワークへの接続機能のない
iPod touch のユーザーだからです。
ではいっそ iPhone にしてしまえば?という声も聞こえてきそうでですが、
この選択は個人的にはあり得ません。
頻度は減ったとはいえど PC でインターネットに接続する必然性が、
出張や旅行というイベントが不定期で少なからずあり、
PC からでもインターネットへ接続できる手段を携帯することが必須だからです。
おまけに音楽を聴くデバイスとしては
iPod touch で
必要かつ十分です。
そもそも日本の携帯会社がある決断をすれば、
少なくとも iPhone の独走は止められるのではないかと思っています。
なぜ
IDEOS/Pocket WiFi S への物欲の話から、
そこまで飛躍するかはまた次回 (^^)/~~~
使えない精神科医の独語(仮称)
「
イーモバイル赤 SIM でアンドロイド」
「
ファーウェイ・ジャパン、日本通信販売の『 IDEOS 』にコメント」
(
ケータイ Watch より)
山田祥平の Re:config.sys
「
手のひらの中で電波が見えてメールが読める、そしてつぶやけるルーター」
(
PC Watch より)