この 12 月にスマートフォンに移行するにあたって、
ドコモ へ MNP(Mobile Number Portability) で移行して、
ARROWS X LTE F-05D を
購入しようと思ってます。
# まだちょっとだけ
MEDIAS PP N-01D と
悩んでいますけど… f^^;;;
この結論に至るきっかけは
au のテザリング機能を提供する機種で採用されている
WiMAX と言う通信方式の未来に疑問を抱いたからです。
ドコモ はデータ通信のオフロード先として
LTE (Xi) を全面にしているわけですが、
au も LTE を今後展開していきます。
そうなったとき一体 WiMAX はどうなるのでしょう?
今現時点で、単にデータ通信の高速性だけを求めるなら間違いなく WiMAX でしょう。
人口カバー率も LTE の比ではありません。
しかし、au は
これから LTE へも投資して、現状の CDMA の網も維持していかなければなりませんし、
今現在も WiFi アクセスポイントの整備もしています。
iPhone の販売にも踏み切りましたし、その iPhone も LTE を次世代製品が採用するという話もあり
今の回線品質を維持していくには投資を停滞させるわけにはいかなくなってくるでしょう。
あくまで WiMAX は
UQ コミュニケーションズ と言う別会社が提供するサービスですが、
それでも au ユーザーに、
通常 3,880 円で提供されているサービスを 525 円で提供すると言うことは、
au にとって投資であることには変わりありません。
しかし、 au が投資できる費用は無制限ではないのは当たり前で、
もし 3G/LTE/WiFi/WiMAX のいずれかへの投資を縮小しなければならなくなったとき、
au は真っ先にどれを選択するでしょうか?
個人的には間違いなく WiMAX だと思うのです。
もともと PC などの大量高速なデータ通信向けの規格というのが出自である WiMAX の場合、
Intel などの強力なプッシュもあって、
短期間に膨大な投資が行われたわけですが、WiFi の時のように猫も杓子も使うと言うレベルには
まだほど遠いように思います。
しかし、 LTE の場合、少なくともほとんどの国内キャリアはおおむね次世代の規格として LTE を
推し進めることになっています。
今現在はベースバンドチップとして WiMAX も LTE もまだシリコンとして熟成が進んでおらず、
そのため WiMAX も LTE もデュアルバンド端末は極端にバッテリー動作時間が
短くなってしまったりするわけですが、
LTE の場合、これから欧米先進国でのサービスが開始されていけば、
今以上に開発が加速していくことになるでしょう。
しかし、今現状で(かなり)先発であるはずの WiMAX の低消費電力化はそんなに猛スピードで
進んでいるようにはとても感じられません。
おそらく LTE/WiMAX のデュアル端末というのはナンセンスな感じがしますので、
省電力化を突き詰めていくと、近距離通信は WiFi 、広域通信には LTE に
技術力が修練されていくのではないでしょうか。
まとめるとあと数年後には投資の面からいっても、デバイス開発の面からしても
(ポータブルデバイス向けの通信規格として)WiMAX は
かなり危機的状況に陥っているような気がしてなりません。
あくまで私が知り得た情報量だけで判断した、ある意味偏ったものの見方から出た結論かもしれませんが、
私が今回、 LTE を選択したことが吉と感じるか凶と思うかの答えが出る頃には、
WiMAX の未来が予想した悪い方向に向かったかも、きっとわかっていることでしょう。。。
「
LTE 対応の全部入りスマートフォン『 ARROWS X LTE F-05D 』」
「
大容量バッテリー搭載スマートフォン『 MEDIAS PP N-01D 』」
(以上、 ケータイ Watch より)
Posted on Nov 30, 2011 at 22:56