Microsoft の オフィススイートで、おそらく推奨される使い方にもっとも近い使い方をしているのは、 PowerPoint くらいで、 Outlook に至っては、 Windows Mobile を使っていた頃にちょっと使っただけでほとんど使ったことがありませんし、 文章はほとんどテキストエディタで書き下して、 整形するのが Word だと思っています。 Excel に至ってはグラフとか 自分で(記憶する範囲で)作ったことないですし、 「ピボット」って何ですか?って感じです (^^;;;  そんな Excel の使い道の一つが データベースにおける INSERT 文の量産。 例えば CSV ファイルを Excel に読み込んで、 文字列連結とセルコピーで一気に量産します。

 このとき困るのが日付のデータです。
 Excel では、 日付のデータは(内部では)シリアル値という正数で扱われており、 これを単純に別セルに読んでくると生のシリアル値に戻ってくれます。
 普通に Excel を使っていて、 そのセルだけ日付に戻したければ、「書式設定」でそのセルの書式を日付にしてやればいいですし、 単にシリアル値から年を取り出したければ year() 関数、月を取り出したければ month() 関数、 日を取り出したければ day() 関数がある訳でこれを組み合わせれば、 何とかなりそうです。

 例えば、セル A1 に日付データがあるとします。 これをセル B1 に同じ値を挿入したいとすると
=A1
となる訳ですが、これではセル B1 はシリアル値となってしまいます。
 関数を組み合わせれば、
=year(A1)&"/"&month(A1)&"/"&day(A1)
となります…がこれはちょっとスマートではありません。 特に大量の日付データを含むデータの INSERT 文作成時には辟易としそうです。

 長くなりましたので、解答は次回 (^^;>