ちょっと前から噂になっていた キヤノン の ミラーレス一眼「ミラーレス EOS 」EOS M が 発表されました。
まぁとうとう キヤノン からも出ました。 というところです。
問題というかいろいろ思うところが多いのは マウントアダプター の方。
確かにすでに キヤノン レンズをお持ちの方にとってみれば いいのでしょう。
フォーサーズ陣営はともかく、同じくレンズ資産を保有している人が多いはずの ニコン は NIKON 1 を発売するときなぜこのセットを用意しなかったのか? 不思議なくらいです。
メーカー側としては、
EF マウントレンズを使用している EOS M ユーザーは、 EOS にステップアップする際に EF レンズ資産を活用できる点もメリット。という論理を繰り出しますが、ステップアップした時点で EF-M マウントレンズは 使えないんですよね?だったら最初から EOS でよくね?
またスタイリッシュで高画質、コンパクトっていうのでミラーレスを購入したユーザーって、 あまり追加のレンズを買わないって聞いたことがあって、 このステップアップ論理って検証したことあります? というのがいつも疑問に思うところ。
それに携帯からスマートフォンと時代が移ってきて、 いよいよフォームファクター的自由度は(携帯よりは)高いスマートフォン内蔵のカメラって まだまだ光学周りは改良の余地があると思っていて、もしこのレベルが上がってきたとき、 果たして必要とされるのは今のミラーレスか?というと…個人的には疑問です。
ちょっと話が脱線しそうなので、 キヤノン に限定して話をすると、 例えば、EOS Kiss X6i なんかをベースに、 現状の形状をかなぐり捨て APS-C ミラーレスにして EF-S マウントをそのまま使えるよう小型化を極める道って 本当になかったのでしょうか? キヤノン にしろ、 ニコン にしろ、 見栄えだけにとらわれて道を踏違えているような気がするのは、 私が時代に乗れていないだけでしょうか? f^^;
「 数字で見る『カメラ市場へのスマホの影響』」 ( WIRED.jp より)