「 Windows Blue ではスタートボタンが復活?」ITmedia より)

 最初に断っておきますが、毎度の勝手な持論です。

 どうも昨今、 Windows 搭載端末というのは売れていないように思えます。
 私がこんなですから、基本、周りにはガジェット好きが多く、 iPad mini などの最近はやりのタブレットなど 購入しようものなら、結構、自慢されるのが常なのですが、 昨今、PC を買い換えた or パーツを購入/アップグレードしたと自慢されることが とんとないと言うことに気がつきました。

 唯一例外があって「俺、 Mac に乗り換えた!」ってのは聞きます。 私もそうです。。。えぇ、あん時は自慢しましたし。。。 (^^;A

 要は Windows 端末がお寂しい状況になっている気がします。
 去年、出たばかりのはずの Windows 8 の次の話が、 出たなと思ったらあれよあれよのうちに、今年何らかの発表があって、 来年には出るなんて盛り上がりを見せているところを見ると、 おそらくは勘違いではなさそうです。

 なぜ今、 Windows 8/RT 端末が売れないのか?
 Windows 7 の頃に比べれば、 ハードウェア性能は十分に上がっているのになぜ?
 全く個人的な持論ですが理由は以下の二つに集約されるでしょう。
モダンインターフェイスを前に出しすぎた
 Apple が統制する iTunes Store があって、 それに反発を覚える人たちの受け皿としての側面がある Google Play もすでにある。
 そういう状況下にあって、 Windows Store を待望していた人って圧倒的に少ないことは予想できたはずです。
 わかっていたはずなのに、 なぜ Microsoft は、 デスクトップアプリの使い勝手を落とす選択をしたのか?
 過去の Windows でも DOS が使えて Windows も使えるというところから始まって、 10Feet UI では Media Center もそうでした。 新しい UI は過去の UI も十分に使える上での新しい選択肢だったのです。
 しかし、なぜか Windows 8 は、 過去の UI の使い勝手を落として、強制的にモダンインターフェイスへの移行を促そうとした感があります。
まずデスクトップアプリがあって、さらに用途を広げる(タブレットスタイルで使う)ための モダンインターフェイスであるべきだったのではないでしょうか?
Windows RT を前に出しすぎた
 正直、 Windows RT はあとでも良かった。
 まずは Windows 8 をしっかり売って、 十分にモダンインターフェイスのアプリが浸透してから Windows RT でよかったように思います。
 デスクトップインターフェイスを意識せずにはいられない キーボードも装備した Surface というハードウェアを展開しながら、 デスクトップインターフェイスの使い道がない RT なら、 極論、 Windows Phone を拡張してタブレットに当てても良かったのではないでしょうか?
 出すのであれば、エミュレーションを搭載してでもデスクトップインターフェイスの使い道を もっと強調すべきだったように思います。
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 PC はなくなったりしません。よく考えてください。
 iOS も Android もそのアプリケーションは PC で作られているのです。 スマートフォンやタブレットでは完結しないのが今の現状です。

 得意な点を伸ばして、不得手をなくす。。。 じっくりとそういうビジョンを組み立て直した方がいいと思いますよ > Microsoft