ストレージサーバーとして、 NAS4Free を運用する以上、 ZFS を使ってこそその真価が発揮されると思います (そう信じてます (^^;A )。

 ZFS を運用するにあたって、 ZFS で運用するメディアはできるだけ大容量のものを複数用意すること。
 冗長化して使ってこその ZFS ですから、最低ミラーリングで運用するにしても 2 発、 RAID-Z で運用するのであれば 3 発以上のできるだけ大容量のディスクを用意してこそ、 ZFS は真価を発揮します(と思っています)。

 さて、いよいよ ZFS で運用する記憶領域を作成します。
 手順は以下のようになります。
  1. ZFS storage pool device でフォーマットしたディスクを作成する
  2. ZFS で使用する仮想デバイスを作成する
  3. ZFS プールを作成する
  4. 必要に応じて ZFS プール上にデータセット、もしくはボリュームを作成する
 まずは複数本用意したメディア(ディスク)を、 すべて NAS4Free に認識させて、 「 ZFS storage pool device 」としてフォーマットします。
 ここまでは以前、紹介した ディスクを追加する手順 と 同じです。

 さてこれらを使って、次回は実際に ZFS で、 これらのディスクを利用できるようにするまでの手順をまとめておくことにします。

Ellinikonblue.com Weblog 「 NAS4Free でディスクを追加する」