Wordpress の 2019 年 6 月時点の最新版 5.2 から、動作に必要な PHP のバージョンが 5.6 以上でないと、 アップグレードできなくなってしまいました。

 一方で CentOS 7 では、 標準リポジトリからインストールできる PHP が 5.4 という状況で、お気軽にレンタルサーバーで Wordpress していた人は、 容易にアップグレードできなくなってしまい、 PHP の古いバージョンによる脆弱性云々より、これによって放置される Wordpress サイトが増える方がちょっと心配。

…なんですが、人のことを心配する前に、個人的には面倒見ている Wordpress は なんとかせざるえず、ちょっと前に、 クリーンインストールで PHP 7.2 + MariaDB 10.2 で 1 サーバ立てたのですが、やろう、やろうと思って、結局、 この作業工程をドキュメントまとめておらず、 これから何台、この作業をやらなくてはならなくなるか見えないので、 今のうちにまとめておくことしました。

 やることは…
  1. PHP のアップデート
  2. MariaDB のアップデート
  3. Wordpress のアップデート
となります。

 MariaDBCentOS 7 の 標準リポジトリでは 5.5 になり、Wordpress の 動作用件では、10.1 以上とされているので、おそらくこちらは必須ではないように思いますが、 まとめて一度ですませておくことにします。

 では各項目ごとにまとめていきます。