「
人気ブログの“ランキング八分”──『まりも』の場合」
( ITmedia より)
ブログというメディアが登場し、
それを無料で提供するプロバイダのサービス合戦を経て機能が充実して、
個人にも自由に表現を発信できる新しいツールが普及していっているような
気がしていました。
けれど所詮、それはプロバイダ企業が作り出した流行を流布し、
維持するための公告塔であって、
ちょっと堅い言い方をすると「言論の自由を行使する場を提供する」などという
文化的な側面はまだないんだなぁと痛感することがあります。
これまで成り振りかまわず成長を続けてきたのだから、
もうそろそろ IT 業界も収益や利便性、効率化以外のものを生み出すようになって欲しい、
なるべきだと思うのです。
ブログが話題になり、それが書籍化されるなどして注目を集め、
出版という文化と比較されるようなことも増えてきました。
しかし、様々な人の個性に対して寛容さを持てないのであれば、
ブログ「文化」などと口にするには、まだ時期尚早ではないでしょうか?
Posted on Jun 18, 2005 at 00:21