「 マイクロソフト、新版『 Origami 』を CES で発表へ」
(以上、 CNET Japan より)
現段階で実用に耐えうると判断できる製品はないのですが、 個人的には Origami の コンセプトには非常に魅力を感じています。 特に Intel の提示した ハードウェアコンセプトとそのモックアップは、 バッテリー稼働時間によっては、 正直明日にでも製品が欲しいくらいの勢いです (^^)
しかしながら、ソフトウェアコンセプトに関しては、 まだ Origami だからこそというものが 示されていないということ指摘する人もいます。 個人的には現行の Windows Mobile の最大の弱点は、 それ専用のアプリケーションを開発しなければならないことであると 思うところから、さほど大きな問題とは思いません。 目新しい派手なアプリケーションより 通常の Windows と同じブラウザ、メールクライアントや 特に IME 、テキストエディタが動作する方が重要で、 これこそが Origami のソフトウェアコンセプトだと思うからです。
一方で、あのコンパクトな筐体にフルスペックの Vista が必要かというと、 それはちょっと話は別ですが、 だからといって単純に DirectX 9 、将来的には 10 を要求する Windows Aero がなければよいという話でもありません。 表示デバイスの解像度によってレンダリングできる表示能力は、 狭小なデスクトップであっても有効だと思うからです。
またサブセット云々という話となると、 Windows Mobile の二の舞を演じそうな気もしますし、 Vista が載った Origami 、 『 Vistagami 』のソフトウェアコンセプトを Microsoft はどう見せるか? 非常に気になります。