「鳶に油揚げをさらわれる」ということわざが日本にはありますが、 まさにこういうことを言うのだなというお話。
光ディスクの規格というのは、 日本企業が標準化をハンドリングしているといっても良い、 工学・情報の分野では希有なものです。 その次世代規格を日本企業同士が各々別規格を立て分断し、 コンテンツホルダーを巻き込んでスタンダード争奪戦になったことは 皆さんご存じの通り。
現状、Blu-ray 陣営で最安値のプレーヤーは 言わずとしれた PLAYSTATION3 で、 日本での販売価格は 50,000 円弱、 一方、最安値の HD DVD プレーヤーは 東芝 の HD-XF2 でやはり 50,000 円台と まさに真っ向勝負の激戦を繰り広げています。
せっせと規格争いやって、結局、売り上げを攫っていくのは、 LG 電子 の製品。。。 そうなりかねないです。
早いとこ両陣営の日本企業も両対応ドライブ出しましょう。 そうでないと消費者も欲しいのは「プレーヤー」ではなく 「コンテンツ」だと言うことに気づいちゃいますよ。。。