キヤノン からデジタル一眼レフの新製品が登場しました。
素直に見れば、今春に発売された絶好調の同社エントリモデル EOS Kiss X2 の廉価版で、 併売されていた旧モデル EOS Kiss Digital X を 置き換える製品 EOS Kiss F です。
また、ライバル社、 例えば ニコン の D40 クラスの 低価格一眼レフに対抗するために必要なラインナップかもしれません。
市場では EOS Kiss X2 が よく売れている現状にあって、上記の記事によると ダストリダクションやライブビューとほとんど機能的には差はありません。
しかも「ボディ実売 7 万、レンズキット実売 8 万」って、 すでに量販店では EOS Kiss X2 が この値段の現状にあって、果たして明確な価格差を打ち出せるのでしょうか? 逆に打ち出せたとしても、シェア的に最も食われるのは他でもない 同社の EOS Kiss X2 だと思うんですけど。。。 安ければ安いほどいいと言うユーザのために、絶好調製品の売れ行きに影を落とすような製品を 投入するとは、マーケティング的にどうなんでしょう。
それとも EOS Kiss Digital X には そんなにコスト高になる要素があるのでしょうか? もしくは EOS Kiss X2 の方に 今後コストを詰めていけない要因があるとか?
いくら思考を巡らしても個人的には理解不能、考えれば考えるほど不思議な製品です。 個人的には今夏デジタル一眼を購入予定ですが、 キヤノン 製品を選ぶなら、 迷わず EOS Kiss X2 の W ズームキット にします。