昨年末に購入した ソニー VAIO type T ですが、 以前使用していた Let'snote W2 と比較して、 Centrino2 プラットフォームとなりパワーが上がった分は、 OS が Vista になったためにスポイドされたような感じですが、 まず使い始めて最初に思ったことは、無線 LAN の受信感度が飛躍的によくなっていることでした。 そんなに広くない自宅でも以前の Let'snote では 無線 LAN の受信感度が悪いというかほとんどつながらない場所があったのですが、 ほぼどこで使っても接続に異常を来すほどつながりにくい場所はなくなりました。

 次に液晶ディスプレイ。 11.2 インチになることで見づらくなるのでは…と 不安視していたのですが、OS が Vista なので アンチエイリアシングがかかっいてそもそもフォントが見やすいこと、 そして液晶の発色がいいので、これがサイズの下限かなと思いますが、目にきつくなくいい感じです。
 またワイド画面で表示領域が広いことも、 Vista を使うこともあって Good です。
# そう言えば、先般、初めて type P の実機を見ましたが、あれは私の目には無理っぽい。。。 orz

 また意外によかったのがキーボード。
 どう見てもデザイン重視で使い勝手の方はどうなの?と疑ってかかっていたのですが、 私のキータッチのパワーくらいではたわみがほとんどなく、 キーの微妙な位置が以前とはもちろん違いますから最初の頃はミスタッチを頻発しましたが、 慣れてくると、不自然に小さいキーがある以前の Let'snote W2 と比較して、 ほぼ均等なキーサイズのキーボードでむしろこっちの方がいいんじゃないかと思ってきました。  ただいくつか不満もあります。
 一つはハードウェア的な問題ではなく、どうも無線 LAN 周りのソフトウェアが安定していないこと。 無線 LAN ドライバが悪いのか VAIO Smart Network なる設定切り替えアプリが悪いのか… ひとまず VAIO Smart Network を切って少々ましにはなりましたが、 スリープから復帰するとそれでもまだネットワークにつながらないときがあります。
 これは今後ドライバなどのアップデートが重ねられれば、改善されるかと…してほしいと思っています (^^;>

 次に SD カードスロットにメディア取りだしのオペレーションがないので、 アクセスランプだけでは抜いていいのか判別しづらく、 一度抜いて差してみるとメディアチェックが走ることが頻発します。
 SD カードを多用する身としては少々うざいです。

 あとやはりタッチパッドはだめでした。
 慣れの問題もあると思いますが、指を滑らす領域が狭すぎ。 デスクトップの領域が広いので何度もなでてやらないと目的の位置までカーソルを持ってこれなかったり… まぁ普段は V470 を使うので致命傷にはなり得ませんが…

 最後にやっぱり 1.8 インチ HDD は遅い。
 Centrino2 でメインメモリを 3GB も搭載している割に動作が重苦しく感じるのは、 すべてこれに起因しているように思われます。
 ただ店頭販売モデルを買ったのでほかに選択肢はなかったわけで… そう考えると自力で SSD に換装する…なんて本気で妄想してみました。
 その妄想を Google さんにも話してみたり… 妄想を現実としてみたくなったときのために…以下、参考メモ。

ソニーが基本的に好き。
「 VAIO typeT ( TT シリーズ)の本体を分解(前編)」
「 VAIO typeT ( TT シリーズ)の本体を分解(後編)」

 トータルおおむね良好、満足しています。 これから長いつきあいになるでしょうから、文句はほどほどにして大事に使っていきたいと思います。