おそらくテキストをバリバリ書き始めると、 まず最初に半角/全角 キーの位置が気になり始めるのではないでしょうか? 私はそうでした。
通常、半角/全角キーは「1」の左横にあって、 ESC キーはファンクションキーの並びの一番左端と言うのが標準だと思いますが、 ポメラ は最上段左から ESC キー、半角/全角キー、 ファンクションキーと言う並びになっていて、 しかもたちの悪いことにこれが全く使いにくいと言うことはなく、 逆に ポメラ になれ始めた最近は標準的なキー配列になっている VAIO type T を 使っているときの方がタイプミスすることが多くなって、 テキストだけを打つとわかっているときは、 何となく ポメラ の方がいいなぁと 感じるようになってきてしまいました。
慣れるしかないとわかっていても SE を生業にしていて、 自分のもの、人のものによらず様々な機器を扱わないといけないので、 ちょっと困ってしまっています。
次に搭載されている ATOK についてです。
ポメラ でテキストを作成する際は かな漢字変換に ATOK が使えるというのが大きな売りの一つですが、 普段、PC で ATOK を使っていると、 やっぱり ポメラ の ATOK は ポメラ の ATOK なんだと 思うことが多くなってきます。
たとえば。。。
- なにより少々長い文節変換のときの精度が圧倒的に PC の方が上
- カタカナ変換や辞書にないので単漢字変換を繰り返したときなど、 辞書に登録しない一時的な変換を記憶しておくことがほとんどできない。 そもそも外来語に弱い
- やっぱり省入力関連の機能がないのは不便
- やっぱり関西弁辞書がないのは不便 (^^;
あと買う前から分かっていたことなんですが、 文字コードが Shift-JIS しか扱えないのは予想以上に不便でした。
ポメラ でテキストファイルを作るときは、 それを加工して最終的にはウェブのコンテンツになることが多く、 ここ もそうなんですが、 自分の管理しているページはそのほとんどを UTF-8 でコーディングしています。
今更、EUC にも対応してくれとは言いませんが、この国際化時代、 文字コード自動判別とは言いませんから UTF-8 モードみたいなのがあればうれしかった。
頻繁に ポメラ で作ったテキストを ほとんどそのままアップしてから「あっ!」ってな感じで文字化けに気づくことが多々あります。
しかし、なんだかんだと言いながらまだ一ヶ月ちょっとしか経っていないのに、 すでにキーボードのキートップは皮脂で艶が出始めてる (脂性というオチではないので注意! d(^^; )ので、 おそらくクタクタになるまでこの DM20 を使うと思われます。
まぁ今感じる不満、どれもこれも「それが ポメラ ですから」と 言われると「そうですね」と言わざるえんのですが、 DM20 が完全にくたびれたとき、改良された後継機が発売されてたらなぁ… うれしいくなって、やっぱこれでしょうとまた買っちゃってるでしょう。。。きっと (^-^)b