http://www.microsoft.com/japan/windowsvista/default.mspx
今年中に出荷されるという Windows Vista の 製品ラインナップについては、以前、 漏れ伝わっていた 情報 がありましたが、 この度、これが正式に発表されました。
- 法人向け
- Windows Vista Bussiness Edition
- Windows Vista Enterprise Edition
- 個人向け
- Windows Vista Home Basic Edition
- Windows Vista Home Premium Edition
- Windows Vista Ultimate Edition
Enterprise Edition はボリュームライセンスのみになるとは言え、 日本市場だけに絞っても 8 種類の Windows Vista が 一般販売されることになります。
私的には Enterprise Edition と Ultimate Edition に搭載される 仮想化ソフト「 Virtual PC Express 」が欲しいので、 必然的に Ultimate Edition を選択するとは思いますが、 まず間違いなくこの Ultimate Edition は通常パッケージで 3 万円前後になりそうな気がします。
オペレーティングシステムに 3 万か。。。ちょっとげっそりしてます。
システムエンジニアの端くれとしては、ソフトウェアやシステムの検証や、 システム管理のことを考えてしまいます。
すでに Widnows だけでも、未だに 98 や ME 、NT も平然と存在している上に、 2000 、 XP Home/Professional に 2003 Server があり、 この上に Vista が 10 種類と… うげ、気分が悪くなってきました…早退させてくださいって感じです (^_^;>
ただでさえ、最近、Windows のネイティブアプリケーション開発離れが言われるのに、 このバリエーションの多さ。 これで x64 用のバイナリまで手が回るのは、一部の大手だけになってしまって、 64bit 化という進化が鈍りそうな気がしてなりません。
個人的にも新規の Windows ネイティブアプリケーション開発案件には関わらず、 ウェブアプリーションで生きていこうと既に思ってしまってます (^O^;>
おそらくはカーネルは単一で、インストールするモジュールによって、 エディションを変えているのだと思いますので、願わくば Ultimate Edition には、 一撃で一時的にエディションを切り替えられるスイッチャーのようなアプリケーションを 用意してもらえないでしょうか?
開発検証と言う用途で、単にオペレーティングシステムを入手するだけなら Microsoft Windows MSDN Deluxe Edition を買えばいいだけですが、 検証時の作業効率を考えるとやっぱりこの手のツールを考えて欲しいところです。