今回も 二台の XP 機に導入したところまでは、 全く問題がなかったのですが、メインの Vista PC に 完全にインストールが終わって、再起動してメインの画面を上げたとたん、 CPU 使用率が 100% まで振り切れ、完全フリーズは免れるものの、 使い物にならないレベルにまでパフォーマンスが落ち込む現象に陥りました。
いろいろ調べを進めていくと ccSvrHst.exe というプロセスが、 CPU リソースを食っていること、どうも Norton Live Update ( NIS のパターンファイルなどを最新の状態に保つ プログラム)が裏で走ってはまっていることくらいまではわかったのですが手詰まり。
あきらめて再度インストールし直そうと、アンインストールを始めると、 最後に追加で入れた Add-on Pack をアンインストールしたところで、 状態が解消。
この Add-on Pack と言う代物、マニュアルにすら載っていませんが、 インストール CD を起動するとメニューに現れるもので、 ペアレンタルロックとアンチスパムの機能を付加してくれます。 XP PC では全く問題がなかったのですが、 Vista PC では、 これが原因で上記のような現象が起こっていたようです。 実際すべてアンインストールした上で、 再度 NIS だけインストールすれば Vista PC であろうと (無論、XP PC でも)問題なく動作しています。
ただより高いものはない…と。。。XP PC からも 即座に削除しました。
あとは特に大きな問題はありません。
しかし、試用していた ウィルスバスター 2008 と比較するならば、 同じ 2008 年版なら ウィルスバスター の勝ちかな?
機能的な部分を比較できるほどの専門家ではないので講釈はたれませんが、 どちらも今年の売りにしている「軽さ」の点では大きく差はないように思います。
ただ今回のようにトラブルに陥ったとき、 ウィルスバスター では (それが有用な情報であるかは別として)ヘルプが英語で出てきたりすることはありませんでしたが、 NIS は英語でした。 ちなみにユーザ登録後のサイトでのアカウント確認画面も英語で出てきました。 これは個人的にはかなりな減点材料。
トラブルが少ないことも NIS の 利点だと思ったのですが、今回のことでかなり減点。
思うにこの手のソフトは大手のものであれば、 ウィルス検索機能に致命的とも言える大きな差はないと思っているので、 安定性に欠くというのは、そもそも安全に PC を使うためのソフトでありながら 本末転倒のように思います。 これから買う人には ウィルスバスター 2008 を おすすめかな?
# 風の噂でちょっと気になる話は聞いてますが。。。 問題が大きくなるまでには解消されるでしょう。 ちなみにこれも Vista 固有の問題です。
新年早々一発目のエントリがトラブルとはほんとめげます orz