http://jp.sun.com/products/software/virtualbox/
 VMware や最近だと coLinux など 仮想環境作成のためのいろいろ触ったつもりでいたのですが、 この xVM VirtualBox は 今回、初めて触りました。
 こんなに使えるとは…

 まず VMware Player のように、 それ単体で仮想マシンを作れないわけではないですし、 Virtual PC のように Linux 系の OS をインストールしようと思うと一苦労と言うこともありません。
 coLinux ほどの 軽快さは期待できませんが、仮想マシンへフルスペックの OS をインストールするわけですから 利用用途によっては GUI 環境の構築も労せず、OS のインストーラに従ってできるわけです。
 全く期待はしていなかったのですが、最近のデスクトップ PC クラスのパワーを持ってすれば、 3D ゲームも飛ぶように動くようなスペックでなくとも、それなりの性能の PC で Linux なら結構快適な速度で動作します。
# Windows 系は試してません。 OpenSolaris をもともと試したかったので。

 しかも、VRDP サーバ機能を xVM VirtualBox は有していて、 これが便利。
 VRDP サーバポートをデフォルトの 3389 番から、たとえば適当に 13389 番とかにして機能を 有効にするだけで、 xVM VirtualBox をインストールした ホストコンピュータにポートを指定して(たとえば host:13389 とかして)、 リモートデスクトップ接続ができます。
 これでパワーのないノート PC に直接 xVM VirtualBox を インストールしなくても、パワーの有り余っているデスクトップの仮想マシンに接続して、 フル機能の Linux を快適に使用できます。超便利 (^-^)b

 これは使えると言うことで、最近、時間があるときに触っている MODx の お試し環境を構築しようと考えてます。 これなら xampp でつくる 環境と違って blosxom 用の お試し環境も簡単に構築できると言うもの。

 と言うことで、どの Linux ディストリビューションで環境を作ろうかと、 いくつか仮想マシンにインストールしてみたときに、 ちょっとしたノウハウがたまったので、まとめておきたいと思います。。。 これは次のネタということで。。。つづく。

「 OVF 形式の仮想アプライアンスに対応した『 Sun xVM VirtualBox 』 v2.2.0 が公開」窓の杜 より)