先般、 紹介した MusicBee ですが、 UI が日本語化され、LAME MP3 Encoder を使って エンコードができ、また freedb から 2バイト文字も文字化けせずに情報を取得できると言うことなしで、 乗り換えることに決めました。

 これまで MediaMonkey でライブラリの管理は していませんでしたが、エンコード作業だけとはいえ、 MusicBee だいぶ使い勝手が違います。
 また MusicBee も本体のインストールだけでは、 MP3 へのエンコードはできません。
 と言うことで、自分のためにも MusicBee の 使い方をまとめておきます。
 今回、使用したバージョンは v1.4.4418 です。
Image:20111123MusicBee.jpg
 まずは MusicBee のインストールが終了したら、 RareWares から コンパイル済み LAME MP3 Encoder を (今回使用したのは 32bit 版 v3.99.4 )ダウンロードしてきて、 回答した中に lame.exe があるので、これを MusicBee を インストールしたディレクトリ以下にある Codec ディレクトリにおいてください。 これで MP3 へエンコードできるようになります。

 次に初期設定では CD をリッピングしたとき、 FLAC で保存する設定になっていますので、MusicBee のメニュー [編集 (E)]-[設定] から「 CD の取り込み」を選んで、まずエンコード形式として「 MP3 」を プロファイルとして「保存用」を指定します。
Image:20120225UseMusicBee1.jpg
 ただし、このままでは保存時、 320Kbps というブルジョワなレートで保存してしまうので、「エンコーダ設定」を押下するか、 設定で「ファイルコンバータ」を選択して、 MP3 の保存用エンコーディングパラメータを以下のように 変更します。
--cbr -b 128 --noreplaygain - [outputfile]
上記は CBR (固定ビットレート) 128Kbps の設定です。
Image:20120225UseMusicBee2.jpg
 以上の作業が終われば、 MusicBee のメニュー [ツール (T)]-[CD を取り込む] で MP3 へエンコーディングできるようになります。

 楽曲情報はもちろん、アートワークも自動で探してきてくれます。 「厳密な CD リッピング機能」と言うからにはどれだけ時間がかかるのかと思えば超速です。
 一度お試しあれ (^^)b