テーマとしては Graphy という タイポグラフィにこだわったシンプルなテーマで、シンプルなだけにデザイン的に手を入れる余地もあり、 「真っ白なキャンバス」のように見えたのが、採用にいたった一因です。
ただそのまま、何も手を加えずに使っているかというとそうではありません。
これは何も Graphy という テーマの問題ではなく、 WordPress という仕組みそれ自体の 自由度がもたらす問題で、「プラグイン」というロジックの拡張の仕組みと、 「テーマ」というデザインの変更の仕組みをもちながら、これらが完全に独立しておらず、 例えば「テーマ」にロジックを組み込んでしまうことが出来ます。
これの何が問題かというと、選ぶテーマによって、 機能的に出来ること出来ないことがあって、選んだテーマによっては、 プラグインと機能が重複してしまう、もしくはテーマに手を入れなくては プラグインが使えなくなってしまいます。
前回のエントリでも書きましたが、WordPress では、 テーマを切り替えることで見栄えだけは簡単に変わります。
ただ、機能性まで考慮に入れると、特定のテーマを前提に導入するプラグインを決めるので、 実質、見栄えだけのためにテーマを変えるということはおいそれと出来ないということです。
と言うことで、前回、選んだこの Graphy と言うテーマ、 結構、機能的にも良く出来てはいるのですが、 いろいろディスカッションしているうちに、以下の機能を実装するためにテーマに手を加えざる得なくなりました。
- パンくずナビゲーション (breadcrumb list)
- ページめくり (pagination)
ということで、まずは子テーマ作りから話をまとめます。