Ellinikonblue.com Weblog

夢は夢のまま終わらせない…

Posted on Feb 29, 2016 at 23:15

Raspberry Pi 3 の登場で再び再燃するか!?

「 無線通信機能を搭載した『 Raspberry Pi 3 Model B 』」 ~ Cortex-A53 搭載で前モデルから 50% 性能向上、64bit 対応 ( PC Watch より)

 長らく話題にあげていないですが、 決して飽きたわけではなく (^^; 、Raspberry Pi 2 は 今でも便利に(ごくたまに)使っています (^^;A  ただ Raspberry Pi 2 を使っていて、 一つは無理くり導入した Fedora 21 Xfce spin が 腐ってしまったので再度環境を作り直すことと、 もう一つ、まじめに OpenELEC を 使って環境を作り込みたいのと、どちらに力を入れて遊ぶかを悩んで、 もう一個 Raspberry Pi 2 が欲しいなぁ… と思案しているところで、私事でドタバタが始まって、そのまんまになっていました。

 あれから時が経って、ずいぶん Raspberry Pi 2Fedora も導入しやすくなっているみたいで、 3 がでるなら、これを買ってやりたいことをこつこつもう一度やってみようかと思っています。

 無線 LAN などの無線通信機能が充実したことが、今回の 3 の目玉の一つになっているらしいので、 3 を買ったら、こちらに OpenELEC を 入れて環境を作り込んでみたいなぁ…と妄想しています。
# 個人的にはギガイーサーに対応して欲しかったですが… 特に記載がないところから推察するに、おそらく 100Base でしょう。

 技適の関係で、実際に日本で手に入りやすくなるのはもう少し先のようで、 個人的にまだばたばたしているのでちょうどいいかと、楽しみにしています。

Ellinikonblue.com Weblog 「 Raspberry Pi 2 をもう一個買おうか迷ってます」
Posted on Aug 31, 2015 at 22:30

Raspberry Pi 向け FreeBSD ディスクイメージ「 RaspBSD 」

「 RaspBSD 登場 - FreeBSD 11 ベースの Raspberry 向けディスクイメージ」マイナビニュース より)

 最近、 Raspberry Pi 2Fedora 21 Xfce Spin を入れたことを若干、後悔し始めています。  普段、 CentOS 系を触ることが多いもので、 経験値を着実に積み重ねるためにと、 Raspberry Pi 2 にも Fedora を 入れたのですが、サポート期間が短すぎます。
 ちなみにこのまま順調に今年の年末くらいに 23 がリリースされれば、 その一ヶ月後に 21 はサポートを終了してしまいます。

 CentOS もテストバージョンとはいえ、 Raspberry Pi 2 のイメージをリリースしてますし、 この RaspBSDFreeBSD 11 ベースとはいえ、 今後、期待でき…るかな? ^^

 Raspberry Pi 2 を遊び以上で使うために、 今後注目のディスクイメージです> RaspBSD
Posted on Jul 05, 2015 at 22:56

Raspberry Pi 2 をもう一個買おうか迷ってます

 夏のボーナスも無事、出るものが出たのですが、 ちょっと最近、公私共々忙しく、ここの更新もちょっとペースが落ちております orz

 そんな中、ちょっと悩んでいるのが、 Raspberry Pi 2 をもう一個買うか買わないかと言うこと。  先般、すでに一個買ったのですが、 当初の目的であった Fedora を入れて、 NAS アダプター化すると言う目的を達し、これがまた便利に使えてしまっている ( I/F が 100Mbps なんでパフォーマンスは推して知るべしと言うところですが)もので、 Raspberry Pi 2 で遊び倒すと言う目的が、 少々燃え残ったまま終わってしまっています。

 また Fedora を試す前に、 遊び半分で入れた OpenELEC が便利だったからまたたちが悪い (^^;
 microSD を入れ替えれば、すぐに Fedora でも OpenELEC でも切り替えて使えるのですが、 microSD 入れ替えたり、電源などの配線をつなぎ替えたりすることがそもそも面倒。。。 だって…

「 6,000 円そこそこでもう一台買えるなら買っちゃえばええやん」

と言う悪魔のささやき的な言葉が頭に響いてくるんです (ToT)
 このあと Windows 10 の登場とかも控えているのに… 最近限界をひしひし感じるタブレット Nexus 7(2012) も買い換えたいのにぃ…

 そしてとどめは、うちで動いている Fedora 21 Xfce Spin なんですけど、 このイメージをもともとダウンロードしたサイトから、最近ファイルが消えてしまって、 yum でアップデートをかけてもいくつかのリポジトリから情報が取得できなくなってしまっていました。
 とりあえず今は問題が出ていないのですが、 対策を考えておいた方がいいような。。。

 と、考えていると BerryBoot なんていう おもしろそうなものを見つけてしまって… (^^;;;;;

 うーん。。。どうしようかな…
 今、忙しくて遊んでる場合じゃないんだけどなぁ…いや、遊ぶんじゃなくて今の便利な環境を 長く維持するためにでんなぁ…うん、買うにしてもタイミングは考えよう d(^^; Ellinikonblue.com Weblog 「 Raspberry Pi 2 買っちゃった ^^ 」
Posted on Mar 26, 2015 at 20:09

Raspberry Pi 2 のおいしい食べ方: Fedora Xfce Spin #4

 Raspberry Pi 2Fedora 21 Xfce Spin を動かして、 GUI ログインした場合、 USB 接続でたとえばハードディスクを繋ぐと、 デスクトップに繋いだ機器のアイコンが現れます。
 このアイコンを右クリックすると「マウント」メニューが現れて、 お気軽にマウントすることができます。
# 要 sudo コマンド実行権限

 ひとまず USB 機器のつなぎ込んで認識させ、 この上で、 xrdp が設定してあれば、 これを使って、リモートからでもマウント/アンマウントができるようになります。

 さて、こうやってマウントできるようになったストレージを Samba を使って共有します。

 Samba のインストールはパッケージから
# sudo yum install samba
でおっけー (^^)b

 Samba の設定 (/etc/samba/smb.conf) は、 ひとまずホームディレクトリだけ共有するので、 ネットワーク環境固有の部分を除くとこんな感じ。
 ホームディレクトリしか公開しないので Samba 用のユーザー ID とパスワードは pdbedit コマンドなどであんじょうしてください ^^
:(略)
[global]
:(略)
  unix extensions = No
:(略)
  oplocks = No
  level2 oplocks = No
  wide links = Yes

[homes]
  comment = Home Directories
  read only = No
  browseable = No
:(略)
 ポイントは unix extensions と wide links d(^^)
 これらを上記のように設定しておくことで、Samba で共有した際に シンボリックリンクをたどれるようになります。

 Samba の設定が終わったら、 ファイアウォールに穴開けして、Samba を起動し、 システム起動時の自動起動の設定もしておきます。
# sudo firewall-cmd --permanent --add-service samba --add-service samba-client
# sudo firewall-cmd --reload
# sudo systemctl start smb.service
# sudo systemctl start nmb.service
# sudo systemctl enable smb.service
# sudo systemctl enable nmb.service
 で、最後にホームディレクトリにシンボリックリンクを作ります。
 例えば、ユーザー user の場合はこんな感じ。
# cd
# ln -s /run/media/user mnt
 こうしておくことで、 USB 機器を繋いだら、 リモートデスクトップで Raspberry Pi 2 にアクセス、 GUI 画面からストレージをお気軽にマウントして、 ホームディレクトリの mnt をたどると、そこにストレージごとのディレクトリができあがってますので、 そこを覗くとお目当てのファイルに行き着けるようになります。

 これで Raspberry Pi 2 で実現しようとした NAS アダプターの完成です! (^^)b
Image:Computer/20150302RaspberryPi2OpenELEC.jpg
 Fedora で動いてますし、 消費電力 2W の Raspberry Pi にはかないませんが、 Raspberry Pi 2 でもたった 3W ですから、 常時起動しておいて、仮想環境で動く我が家のバックエンド環境がトラブったときの 緊急時サーバーとしても仕込んでおけそうです。

 うん!便利かも!! > Raspberry Pi 2
 さて…次はなにして遊ぼうかな… (^O^) Ellinikonblue.com Weblog
「 Linux 備忘録: systemd の基本中の基本」
「 Linux 備忘録: firewall-cmd によるファイアウォールの設定」
「 Raspberry Pi 2 のおいしい食べ方: Fedora Xfce Spin #1 」
「 Raspberry Pi 2 のおいしい食べ方: Fedora Xfce Spin #2 」
「 Raspberry Pi 2 のおいしい食べ方: Fedora Xfce Spin #3 」
Posted on Mar 23, 2015 at 21:28

Raspberry Pi 2 のおいしい食べ方: Fedora Xfce Spin #3

 Raspberry Pi 2 で動いてしまった Fedora 21 Xfce Spin 。

 さて、そもそもこのちっこい Raspberry Pi 2 で Linux を動かして何をしようとしていたか、 簡単にいうと、NAS(Network Attached Storage) アダプターにしたかったのです (^^)b

 うちでは NAS4Free でストレージを集約していて、 かつ VMware vSphere Hypervisor (ESXi) 上にファイルサーバーをしている仮想マシンがいると言う環境なので、 物理的に USB で外付けの機器( USB 接続のスティックメモリーやハードディスク)を繋いで、 一時的に共有すると言うことが、結構面倒なのです。
# ESXi で USB パススルーを設定するとか、 NAS4Free を一時的に設定を変えて直接共有するとか…

 もっと簡単に…繋ぐだけ機器を繋いだら、あとは GUI でリモートでちょこちょこっと… そう考えたとき、Raspberry Pi 2 を使えばできそうな気がしたのです。
Image:Computer/20150225RaspberryPi2-1.jpg
 そこでまずは GUI でのリモート操作を実現するために、 xrdp を導入しました。
 GUI でのリモート操作を実現するために、 以前は VNC を使っていたのですが、最近のディストリビューションでは、 以前の設定手順でうまく動かないことが多くなってきたために、使っていませんでした。
 また最近は Windows をインストールした ESXi 上の仮想マシンに リモートデスクトップで接続することが多いため、 いっそ Linux もこれで接続できれば便利に違いないと、 今回は xrdp のインストールにチャレンジしました。

 パッケージはそのまま yum でインストールできるものを使いました。
# sudo yum install xrdp
 次にデーモンを起動(システム起動時にも自動起動するように設定)して、 ファイアウォールにも穴を開けます。
# sudo systemctl start xrdp.service
# sudo systemctl enable xrdp.service
# sudo firewall-cmd --permanent --add-port=3389/tcp
# sudo firewall-cmd --reload
 あと最後に Xfce を使った場合、 インストールした xrdp のパッケージでは、 ログイン時にウインドウマネージャーを起動してくれないので、 xrdp でログインするユーザーごとに、 そのホームディレクトリに .Xclients ファイルを作成します。
# cd
# echo "startxfce4" > ~/.Xclients
# chmod +x .Xclients
 これで Windows 端末からリモートディスクトップでアクセスすると、 xrdp のログイン画面が表示され、 ID とパスワードを入力すると、Xfce の デスクトップに繋がるようになります。

 ただし、この時点ではリモートデスクトップでログインすると、 キーボードが英語配列で認識されますので、これへの対処法は 日本 xrdp ユーザ会 のページにある 「キー配列について」と言うドキュメントご覧下さい。
# 他の Linux 環境にも xrdp のインストールにチャレンジしたので、 このあたりの結果も踏まえて、後日、別途記事にまとめます(たぶん (_ _;> )

 これでひとまず、 Raspberry Pi 2 へ リモートデスクトップでアクセスできるようになりました (^^)v
 さて次は Samba の設定します。。。 (つづく ^^ ) Ellinikonblue.com Weblog
「 Raspberry Pi 2 のおいしい食べ方: Fedora Xfce Spin #1 」
「 Raspberry Pi 2 のおいしい食べ方: Fedora Xfce Spin #2 」
Posted on Mar 19, 2015 at 21:18

Raspberry Pi 2 のおいしい食べ方: Fedora Xfce Spin #2

 Raspberry Pi 財団のホームページ の FORUMS で見つけた Raspberry Pi 2 で動作する Fedora 21 Xfce Spin ですが、 起動はしたものの、インターフェイスは全編英語です。

 そこでまずは日本語化します。

 セットアップが終わって、ログインしたらターミナルを開いて、 最初にプレインストールされているパッケージを一通りアップデートします。
# SSH でログインして root ユーザーに切り替えて作業を行う場合、 以下の例における sudo コマンドは必要ありません
# sudo yum update
 次に日本語に必要なフォントなどをインストールします。
# sudo yum groupinstall japanese-support
# sudo yum install fonts-japanese
 最後にシステムのロケールを日本語へ、キーマップを日本語キーボードに切り替えます。
# sudo localectl set-locale LANG=ja_JP.UTF-8 
# sudo localectl set-keymap jp106
 以上の作業が終わったら、一度、再起動して、 GUI ログイン画面の右上のロケール設定を「日本語」に切り替えてログインすれば、 日本語での表示、日本語キーボードの設定になっているはずです。

 できあがりはこんな感じ ^^
Image:Computer/20150316RaspberryPi2Fedora21XfceSpin.jpg
 上図を見て気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、 Fedora を動かした上に xrdp をインストールして、 Windows や Mac から RDP(Remote Desktop Protocol) で操作できるようにしました。

 次回はこの話と、そもそも Fedora ぶち込んで 何をしようとしているかというところも少々具体的に、そろそろネタにしたいと思っています ^^
Posted on Mar 17, 2015 at 21:07

Raspberry Pi カテゴリ新設

 先般から、たった 7,000 円弱で購入できる ワンボードコンピュータ Raspberry Pi 2 で 遊び倒しているわけですが、 OpenELEC を突っ込んで、 リビングの TV 用のメディアプレーヤーにしたり、 ここ数日はこれで動く Fedora イメージを見つけてからは、 もともとの目的であった環境の構築を行っています。  この Raspberry Pi 2 、 思いの外、使えそうで、これから関連エントリが増えていくと散らかりそうなので、 コンピュータカテゴリのサブカテゴリとして Raspberry Pi カテゴリ を 新設することにしました。

 NAS4Free のときも、 カテゴリを作って、何より自分が便利でしたし…

 と言うわけで、ここに至るまでの記事をインデックス化しておきます。

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「 遊びごたえのありそうなラズパイ新製品『 Raspberry Pi 2 』欲しい!!」
「 Raspberry Pi 2 買っちゃった ^^ 」
「 なぜ Raspberry Pi 2 を購入したのか?」

OpenELEC 導入編】
「 Raspberry Pi 2 のおいしい食べ方: OpenELEC #1 」
「 Raspberry Pi 2 のおいしい食べ方: OpenELEC #2 」
「 Raspberry Pi 2 のおいしい食べ方: OpenELEC #3 」

Fedora 21 Xfce Spin 導入編】
「 Raspberry Pi 2 のおいしい食べ方: Fedora Xfce Spin #1 」

 あとはこのマイブームが早々に燃え尽きないように祈るのみです ^^;
Image:Computer/20150225RaspberryPi2-0.jpg