先般、 我が家の地デジ化 を 行った際、大量に獲得したエコポイントがやっと商品券になって戻ってきました。
 うちの奥さんがこれを使って iPod nano 6G をお買い上げ。 予想はしていましたが、「使えるようにして」と丸投げにあい、 うちの奥さんの iTunes を最新版にアップデートしてから、 iPod nano を接続して同期。。。とここまでは問題なく終了。
 同期が終わってみると…タッチ操作が利かない orz
Apple iPod nano 8GB ブルー MC689J/A
( Apple(アップル) )
 画面をタップすると、カーソルのようなコントロール要素を取り囲む長方形が表示されるようになり、 フリックしようが何しようが CM のような軽快な操作はできなくなりました。
 なんじゃこら?

 いきなり故障かと思い、本体リセット ( iPod nano 6G は音量ダウンボタンと スリープ/スリープ解除ボタン同時長押し)してみたり、 最後には復元を実施しても復旧しません。
 いきなり故障か?きー!って感じになりながら、本体についてきたマニュアルを… なんだこれ!ちらしにもならない吹けば飛ぶようなマニュアルは!!
 夜中に爆発寸前。明日にもリアルストアに押しかけそうな勢い。。。

 心をここで一度落ち着けて アップル のサイトにあった まともな ユーザーマニュアルを熟読。
 そして元凶を見つけました。「 VoiceOver 」です。

 この VoiceOver と言う機能、画面の表示項目を読み上げてくれる機能なのですが、 これがオンになると操作形態がまったく変わります。
 詳しくはユーザーマニュアルを読んでいただければわかりますが、 これがオンになると CM で流れているような操作は一切不能になります。
 イヤフォンをして操作していればもっと早く気づけたかもしれませんが、 していないと単に操作不能に陥ったとしか思えず、またこの機能がオンになったことは 先ほどのカーソルのようなものが表示されるようになる以外、視覚的にはまったくわかりません。

 ここ( VoiceOver がオンになった状態)から復帰するには指二本でスワイプしてホーム画面に戻り、 さらに「設定」から「アクセシビリティ」の「 VoiceOver 」までたどり着けば、 あとはこのにっくき機能をオフにするだけです。 ただこのとき選択はすべてダブルタップになります。

 ありえない!何がアクセシビリティか!?
 単純であることが美徳のタッチインターフェイスに、二種類の操作系をインプリメントするなんて… 意味がわかりません。
 とにかくiPod nano 6G の動作が変と思ったら、 イヤフォンを繋いで妙なことをしゃべってないか確認してみてください。

 ジム行くときに iPod shuffle 使っているので、 ちょっと液晶を装備している iPod nano 6G はうらやましかったのですが、 やっぱり個人的には慣れきった iPod touch が一番だと思ったりしています。
Apple iPod touch 64GB MC547J/A
( Apple(アップル) )