「 au 、国内初の電子ペーパー搭載端末など春モデル発表」
「 ソフトバンク、 2008 年春モデル 14 機種を発表」
(以上、 ケータイ Watch より)

 個人的には先般、奥義二年縛りを食らうこと覚悟で W54T機種変した ばかりで、 すっかり携帯に興味をなくしていますが、 それでも恒例、携帯各社の春モデル絨毯爆撃の季節が来ました。
 auソフトバンク あわせてなんと全 24 機種。。。 そんなにいっぺんに食えんて (^_^;>

 まず新プラットフォーム KCP+ 採用の新機種開発でこけて、 年末商戦に新戦力を投入できず、今年の年末は負け組となった au です。
 ざっと見た感じ 「 W61S 」 がいいですね。 「 Cyber-shot ケータイ」というタイトルにも惹かれますが、 なんと言っても今までは 東芝 製だけだった Bluetooth 搭載でワンセグ対応の全部入りと言うのが魅力。 今回発表された機種をもらえるなら間違いなくこれ。
「 W61P 」 も いい線行ってますが、Bluetooh 非搭載で減点。
 全体的についこないだ 機種変したこと を 後悔させるような機種はない上、 サービス面では 「 au Smart Sports 」 にしろ 「 LISMO Video 」 にしろ、ライバル二社と戦うには違う方向を向いてるような気がします。
 いったい誰に戦いを挑もうとしているのだろう?というのが正直な感想です。
「 511 万画素カメラの Cyber-shot ケータイ『 W61S 』」
「 最薄部 12.9mm のワンセグケータイ『 W61P 』」
「 携帯がランニングなどをサポート『 au Smart Sports 』」
「 映画など長時間動画を携帯でも楽しめる『 LISMO Video 』」
(以上、 ケータイ Watch より)

 さて一方の ソフトバンク
 最近、携帯ショップに行って、キャリアを見ないで端末を見ると、 薄くてスタイリッシュでカラフル、それでいてほとんどが Bluetooth 搭載と、 個人的には ソフトバンク の機種が 間違いなく最も魅力的に見えます。
 今回発表された機種も、店頭に並ぶと目を引きそうな機種が多いですが、 中でも 「 X03HT 」インターネットマシン 「 922SH 」 の二つにはちょっと目がいってしまいました。
 サービス面でも今までありそうでなかったサービス 「 PC メール」 が魅力的。 メールは PC 派と言っても携帯で閲覧できれば便利だろうと思います。
# スパムがばんばんくるようなアドレスを設定するとばんばんパケット代が出て行きそうです。 そうなってくるとパケ放題系サービスが基本でしょうね。

「 3.5 型液晶やフルキーボード搭載の横開き端末『 922SH 』」
「 コンパクトボディの Windows ケータイ『 X03HT 』」
「 パソコンのメールを利用できる『 PC メール 』」
(以上、 ケータイ Watch より)

 今回の発表を見てもここ最近、ソフトバンク が 強い理由がわかります。
 目を引く端末を用意して、価格的にも他社に引けを取らない、 もしくはそれ以上のプランを用意し、 これまで端末に閉じていた携帯のサービスを、 徐々に PC インターネットのサービスと緩やかに融合してオープンにしていく。
 個人的にも魅力に思えますし、20 ~ 30 台前半の PC インターネット文化にも抵抗のない 携帯世代をターゲットにして、端末、価格、サービスがうまくかみ合っているように思います。
 このまま行くとおそらく1年かからずにドコモ単独で 50% のシェアを維持できなくなり、 そしてあと五年もすれば、ソフトバンク が がっちりシェアを持っている世代が 携帯マーケットの中心世代となっていきます。
 今の状態で収支とんとんなら、今後、 ソフトバンク の強さが際だってくることはあっても 一過性のブームだけで終わらないではないかと思います。
 ARPU を上げたいばかりに 中高生をあおってその親から金を巻き上げるサービスばかりを考えていては、 社会的にもどうですかね?
 携帯ビジネスも、ここ一年が考え時だとは思います。