「
NTTBP 、複数の通信回線に対応した小型無線ルータを開発」
( BB Watch より)
NTT ブランドの通信機器と言えば、
まだアナログ回線全盛の時代に登場した MN128 という ISDN ターミナルアダプタを
思い出します。
当時、ISDN のターミナルアダプタとしては破格の値段で、
発売されるや瞬く間に大ヒット商品となり ISDN 時代の幕を開けた、
いや Windows95 とともに日本でウェブ文化を根付かせた通信機器でした。
NTT ブロードバンドプラットフォーム から
発表された「 Personal Wireless Router 」は、
第二の MN128 というと言い過ぎかもしれませんが、
NTT ブランドの通信機器としては
久々のヒット商品となるのではないか…と思ったのですが。。。
この Personal Wireless Router は、
NTT ブランドの通信機器のためか
WiMAX をサポートしません。これが致命的。
この 7 月 1 日より、
KDDI が出資する
UQ コミュニケーションズ が
国内唯一の WiMAX 事業を展開し、
Intel が PC に内蔵するモジュールを提供していることもあって、
「 WiMAX は PC に内蔵してなんぼ」という風潮があるみたいですが、
個人的にはそうは思いません。
あくまで私的な意見ですが、
WiMAX という通信手段のベストのユーセージモデルは、長時間バッテリ駆動でき、
WiFi などの手段で他の端末と接続してルータとなる機能をもつ端末を使う方法だと思っています。
この端末が携帯電話になっていてもいいですし、ルータ然としていもかまないとは思いますが、
できるだけ小さく(できれば名刺ケース大くらいで、太陽光充電なんかできればいいかもしれない)、
最低でも 1 日はバッテリで駆動してくれれば、大ヒット商品になりそうな気がします。
すでに WiMAX 対応を謳ったルータはありますが、まだまだ大きいですし、
バッテリーを搭載していないものもあります。
だからこそこの Personal Wireless Router が WiMAX をサポートしないことだけが惜しい。
サイズは名刺大、目標値最大 20 時間のバッテリ駆動…理想に近いんだけどなぁ。。。
ほんと惜しい。。。
もうちょっと懐の深いとこ見せましょうよ
> NTT ブロードバンドプラットフォーム 様
Posted on Jul 16, 2009 at 23:56