先般、 Xubuntu (14.04 LTS) 環境に Electron の実行環境を構築するため、 まずは nvm をインストールしてみたのですが、 その使い方云々より、そもそもこの nvm が いまいちよくわかりません。

 インストールすると、どうもホームディレクトリ直下に .nvm と言うディレクトリを作って、 このディレクトリ以下にある nvm.sh をドットコマンドで実行しているっぽい。
 つまり nvm 自体、 コマンドでも何でもなく、単なるシェルスクリプトらしい。

 おまけに Node.js のバージョンを管理するための ツールでありながら、残念なことに nvm 自身の バージョンは管理できないらしい orz
 nvm のバージョンアップは、 再度、nvm のインストールスクリプトを 実行することでしかできないっぽい。

 そんな nvm を使って、 Electron をインストールするには、 Node.js に含まれる npm を使って、 io.js を インストールしなければならないとばかり思っていましたが、 実は直接、 io.js をインストールできました。
# nvm install iojs
 ここは実に簡単 (^^)b

 ただし、io.js インストール直後は すぐに npm などのコマンドが使えるようになりますが、 シェルを立ち上げ直すと使えなくなります。

 慌てず騒がず…
# nvm use iojs
とするか
# nvm alias default iojs
と一度唱えておくと、いちいち nvm use を唱えなくてもよくなります。

 さて、最後に Electron の インストール。
# npm install electron-prebuilt -g
 これでおっけー (^^)b

 実際、これで
Image:UNIX/20150607Electron.jpg
う、動いちゃったよ…お、お気軽すぎる。あいかわらず… (^^;A

 うーん。しかし、いまいちよくわからない。
 そもそも io.js をインストールしておけば、 TypeScript もいけるんかな?
 なんせ、 npm を使って Electron を インストールしておきながら、 npm そのものの使い方まだよくわかってないし…
 おまけに、動かした Electron の Hello World で io.js のバージョンが v1.6.3 って表示されるのはなぜ? nvm でインストールした io.js は v2.2.1 のはずなんですけど… orz

 ま、とりあえず、これで Windows/Mac/Linux で Electron が動くようにはなったので、 これ以上の環境整備はひとまず置いといて、Electron の研究と、 JavaScript の勉強を始めたいと思います (_ _;> Ellinikonblue.com Weblog 「 まずは nvm をインストールしてみました」