PHP の最新は 7.3 系ですが、7 系であれば、 Wordpress の動作要件は満たしますし、 セキュリティーサポートは来年末まであリ、 また Ubuntu の最新 LTS 18.04 でも 標準で採用されていることもあり、 さらに自分でも構築したことのある PHP 7.2 をターゲットにしますが、 やり方は基本、PHP 7.3 でも同じはずです。
PHP は Remi リポジトリから導入します。まずは EPEL/Remi リポジトリを導入します。
sudo yum install epel-release -y sudo rpm -ivh https://rpms.remirepo.net/enterprise/remi-release-7.rpm次に現状インストールされている PHP 5.4 のパッケージを確認します。
rpm -qa | grep phpPHP 本体他、Wordpress の動作に必要な パッケージもあるはずなので、これらをまとめて同等のパッケージをインストールするため、 メモっておいてください。
また PHP の設定ファイル (/etc/php.ini) もバックアップをとっておき、 バージョンアップ後に設定を反映させるなり、 7.2 インストール後にバックアップと置き換えるなりの 作業が必要になります。
その上で、PHP 5.4 をアンインストールし、以下のように PHP 7.2 を導入します。
sudo yum remove php* -y sudo yum --enablerepo=remi,remi-php72 install php php-mysqlnd php-gd php-xml php-xmlrpc php-mbstring php-mcrypt php-fpm php-opcache php-apcu -y上記の例では、PHP 本体の他に php-fpm や OPcache/APCu も合わせてインストールしています。 ここは先ほどメモしたパッケージで、足りないものは適宜足してください。
これで PHP 7.2 へのアップデートは終了です。
Ellinikonblue.com Weblog 「 WordPress 5.2 から PHP 5.6 が必須になった件」
「WordPress"1000倍"高速化」チューニング 第一弾──「PHP 5.6」「OPCache」「APCu」を導入する (1/2) 「WordPress"1000倍"高速化」チューニング 第二弾──「PHP 7」を導入する (1/2)