うちの デル Inspiron HD ( AMD Athlon II X2 P340 /DDR2 2GB メモリー搭載)に セットアップした NAS4Free ですが、 なにせ環境がしょぼいので ZFS をごりごり動かして…なんて運用にはかなり不安がありますが、 ひとまず、一人っ子の MacBook Air のおもり (^^; として、 Time Machine サーバー化してみることにしました。
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 順序としては以下のようになります。
  1. 認証用のグループおよびユーザーの作成
  2. ディスクの追加
  3. AFP(Apple Filing Protocol) の有効化と共有の設定
 これら NAS4Free 側の設定が終わると、 あとは端末 (MacBook Air) 側を設定すれば完了です。

 それでは、まず、 NAS4Free で 認証用のグループとユーザーを作成します。

 NAS4Free の管理画面で、 「アクセス」メニューの「ユーザーとグループ」を選び、 まずは「グループ」タブに切り替えます。
Image:20140211NAS4FreeGroupAdd-0.jpg
 ユーザーを追加するだけであれば、わざわざグループを作成する必要はないのですが、 うちでは Linux も使っていて、 FreeBSD 系と Linux では 規定で定義されるグループとユーザーが違うので、ある程度整合性をあわすために グループも作成しておきました。

 上図の画面でユーザー定義グループの欄で「+」のアイコンをクックすると、 グループ追加画面に遷移します。
Image:20140211NAS4FreeGroupAdd-1.jpg
 入力する項目はグループ名と ID 、その説明だけで必須項目は前者二つです。
 Linux との整合性を確保することが目的なので、 当方ではグループ名は「 users 」とし、その ID は 100 として追加しました。

 次にユーザーを作ります。
 同じく管理画面から「アクセス」メニューの「ユーザーとグループ」を選び、 まずは「ユーザー」タブに切り替え、同じく「+」のアイコンをクリックします。
Image:20140211NAS4FreeUserAdd-0.jpg
 ユーザー追加時の必須項目は「ユーザー名」「フルネーム」「パスワード」「ユーザー ID 」 「シェル」と「プライマリグループ」で、 適宜設定します。プライマリグループは先ほど作成したユーザー定義グループを割り当てておくといいでしょう。
Image:20140211NAS4FreeUserAdd-1.jpg
 ちなみに当方ではすでに運用している Linux サーバーでのアカウントに合わせて、 おのおのの値を設定しています。

 以上でユーザーとグループの設定は終了です。
 次回は Time Machine で使うディスクの追加を行います。