NAS4Free は基本、 GUI 管理画面で運用ができるようになっていますが、 効率を考えると CUI でやった方がいいこともあります。
 たとえば NAS4Free サーバーで管理する ディスク間での大量のファイルの移動などが考えられます。

 そこで SSH でアクセスできるようにします。
 その前に SSH でアクセスするユーザーは事前に作成しておいてください。 その際、作成したユーザーを「グループの追加」項目で「 wheel 」グループに設定しておくと、 そのユーザーが su コマンドが使えるようになるため、何かと便利です。

 ユーザーの追加が事前に終わっていれば、 SSH を有効にするといっても「サービス」 - 「 SSH 」を選んで遷移する画面で、 「有効」にして「保存して再起動」を押すだけです。
 設定は初期設定で設定されている部分以外、何も設定する必要はありません。 これでログインの際のパスワード認証(キーボードインタラクティブでの認証)で 使えるようになります。
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 パッケージでコマンドなどを追加できない Embedded 版でも、 元から tmux などは含まれていますので、 CUI で簡単なことなら処理できるようになります。

Ellinikonblue.com Weblog 「 NAS4Free でグループとユーザーを作成する」