北京五輪が閉幕しました。もう暇があれば見ていたので寂しい限りです。
次のロンドンは、時差が9時間もあるので、こんなにどっぷりオリンピックを楽しめるのは、
次はいつになることやら…それを思うと、さらに寂しい限りです。
さて序盤で、前回アテネで水泳男子水泳平泳ぎ 100m, 200m 二冠を達成した北島 康介 選手が、
二冠連覇と言う頂点を超える、まさに極限への挑戦に
打ち勝った姿 に感動し、
さらに五輪終盤、男子陸上 4 X 100m リレーで男子陸上トラック競技史上初となる銅メダル獲得…
誰も達成したことのない偉業へのチャレンジで得た勲章は、まさに究極の挑戦での成果と言えるでしょう。
アンカーの朝原選手が、走り終わって三着に残ったことを確認した瞬間、
子供のような笑顔になって、近寄ってきていた第三走者の髙平 選手と抱き合う姿を見て、
危うく泣きそうになりました。(しかもそのあとリプレーがある度に何度も… (T-T) )
ただ技を競い合うわけですから、そんな華々しい結末には、今回のオリンピックで、
残念ながら結果が伴わなかった多くの選手の存在があります。
しかし、スポーツに限らず、頂点を目指して真剣に何かに取り組んだことのある人間には、
いつかその結果と、それに至るまでに置かれた様々な状況においての
自分の限界を知る機会に出会えたことが、いかに幸せなことだったかを知る時がきっとくると信じています。
日本人選手に限らず、このオリンピックですばらしいパフォーマンスを披露してくれた、
そうすることをめざして北京の地に集ったすべての選手に、
自分の限界を知ることができたことを幸せに感じるときが、
少しでも早くやってくることを心より願います。
そして、遠きロンドンの地を目指すすべてのアスリートたちには最大の祝福を…
Posted on Aug 26, 2008 at 00:14