今朝、Twitter のタイムラインに流れてきた 「スティーブ・ジョブズ死去」というニュース。最初は何の冗談かと思いました。 スティーブ・ジョブズは雲の上の存在で、そういう存在はなくなったりはしない… どこかでそんな思い込みがあったのかもしれません。
自分がコンピュータを触り始めた頃、 すでにスティーブ・ジョブズは Apple の創業者の一人として、 まさに雲の上の存在でした。
その Apple を去ったあと、 今度は NEXTSTEP を生みだし、情報系の学生だった自分に「未来のコンピュータ」とはかくあるべきという ビジョンを魅せてくれたことを覚えています。
そして再び Apple に戻った スティーブ・ジョブズは今現在を変えた雲の上のビジョナリーとして 誰しもが認める存在であったと思います。
やっと自分が雲の上で光り輝く存在であっても、陰影はあるのだとやっとわかり始めた今、 スティーブ・ジョブズはこの世を去りました。 「 One More Thing... 」というここ十数年で最も高揚感を覚えたあの台詞を もう二度と聞けないことが残念でなりませんが、ご冥福をお祈りします。