「 日本の電子書籍、普及の課題は『ディスカバラビリティ』」INTERNET Watch より)

 まだそこまで心配するほど普及してる気はしないというのが 個人的な感想。

 個人的には ソニー の Reader PRS-T2Kindle Paperwhite を 所有し、かつ Nexus 7 も使って、 Reader Store および Kindle ストアで販売される書籍を購入しています。  残念ながらメインに据えている Reader Store より Kindle ストアの方が日本語電子書籍は多いわけですけど、 それでも 12 万冊を超えた程度で、これくらいの在庫をそろえている 本屋ってリアルにもあるでしょう。
# ちなみに調べてみると ジュンク堂 大阪本店は 80 万冊の在庫を持っているそうです。

 実際、大型書店で一冊の本を探すのは骨が折れますし、 Kindle ストアよりはるかにディスカバラビリティが優れているとは、 とても思えません。

 Kindle ストアでは文学・評論カテゴリだけで 33,000 冊以上あり、 コミックカテゴリにはそれを超える 44,000 冊以上が登録されています。
 想像してみてください。
 陳列してある本の 7 割近くが漫画と文芸書しかない広大な本屋… おそらく特定の人か、特定の目的がある人しか来ませんよね。

 雑誌もあり、来るたびに新しい本が入っている。 娯楽のためではなく、仕事や勉強のためにも本を探しに来る。 本屋ってそういう商店を指すんではないでしょうか?

 ご託を並べるのはまだ早い。 もっとがむしゃらにリアルな本屋を超える努力をしましょう。
 1電子書籍ユーザーの意見として、必要なのはまだ理屈じゃない、 そのがむしゃらさだと思いますよ。

Ellinikonblue.com Weblog 「 Reader とちょっぴり Kindle で快適読書」