「
ドコモ、既存機種の Android 4.0 への更新時期を公開」
(
ケータイ Watch より)
自分が所有している MEDIAS PP N-01D が更新の対象にもなっていないことへの腹いせで言う訳ではありませんが、
もう今更、 Android 4.0 への更新とか、何を言っているんだという気がしませんか?
今回、Android 4.0 への更新の対象となっている機種の中には、そろそろ登場して満一年なんてものもあります。
周知の事実ですが、すでに Android の最新版は 4.2 (New Flavour Jelly Bean) です。
GALAXY NEXUS は 4.1 になりました。
正直、国産機は今頃何寝ぼけた話をしているんだか…と言う気がしてなりません。
今年の冬モデルにしても、
Android 4.1 を搭載するのは Garaxy S III α のみで、他はすべて 4.0 。
4.2 を搭載する、もしくはアップデートの予定を公表しているものはありません。
果たしてこれらが現在の最新版 4.2 になるのはいつでしょうか?
そもそも更新されるのでしょうか?
おそらくそれらが出る頃には間違いなく次のバージョンの Android がより具体的に語られているか、
リリースされているのではないでしょうか?
これは
ドコモ だけの話ではなく、
日本の携帯キャリアすべてがそうで、発売時期に更新しますにんじんをぶら下げて、
実はそのにんじんをぶら下げた竿はありえんくらい長かったりするわけです。
無論、
Google のリリーススピードが早すぎるきらいはあります。
ただソフトウェアというものはそう言うものです。
ここからは全く個人的に思うところの話ではありますが、
これまでどおり本体にしても、サービスにしてもハードウェアを前提としたものづくりを続け、
未だにソフトウェア技術者を育てることもしない、
そう言う風潮を改善しない限り、Android の進化のスピードにいつまでたっても追いつけない気がします。
ま、キャリアとしては、ユーザーがさっさとそう言うものだと思ってあきらめてくれて、
OS のバージョンアップのたびにハードウェアごと買い替えてくれるようになればハッピーなのかもしれませんが、
そんな薄っぺらなエゴを抱いて、使い捨てスマホを出していては、
いつまでたってもワールドワイドに展開する韓国、台湾勢の機種を相手にして、勝ち戦はできないでしょう。
だって、使い捨てのスマホに毎度高い代金払っていられるわけもないですし、
だったら価格勝負!ってワールドワイドで生産台数が桁違いの相手にはスケールで勝てませんわね…
妙ちくりんはハードをくっつけたサービスで差をつけようとしても、
それでは国内で勝ててもいつかガラパゴスワールドでの小競り合いへ逆戻りです。
しかも、本気になった韓国、台湾勢に今度もガラパゴスなら勝てる保証はどこにもありません。
ということで、個人的には次買う機種はワールドワイドでしっかり展開していて
できるだけ最新の Android を搭載したものにしようと思っています (^^)b
「
Android 4.2 発表。マルチユーザや Photo Sphere 撮影、無線ディスプレイ Miracast など」
(
Engadget Japanese より)
「
ドコモ、『 GALAXY NEXUS 』の Android 4.1 へバージョンアップ」
(
ケータイ Watch より)