Ellinikonblue.com Weblog

夢は夢のまま終わらせない…

Posted on Jun 09, 2007 at 00:04

玄箱 Pro のハック本

LinkStation /玄箱 をハックしよう 「 フライング?」
まだ完成していないのに、、、、もう予約を受け付けてるぅ(汗)
 と言うことで、ご本人も執筆していることを吐露してしまってます (^^;;;>
 発売は Amazon.co.jp によると、 7/10 だそうです。  買わせていただきます。がんばってくださいませ > 筆者様
Posted on Jun 02, 2007 at 00:01

玄箱 Pro と HS-DHGL :うちも HS-DHGL が激熱

 Debian 化が終わったうちの 玄箱 Pro ですが、500GB のハードディスクを購入して、パーティションを切り直し、 環境を引っ越しさせることにも成功しました。
 ただしその際、xfs 周りでトラブルが発生しました。
 HS-DHGLDebian 化した際は、KNOPPIX を起動した PC でパーティションを xfs でフォーマットしても、 HS-DHGL 側でマウントして使用できたのですが、 玄箱 Pro では同様にフォーマットしたパーティションがマウントできても、 xfs_check をかけると壊れているように見えてしまいます。
 結局、引っ越し元のハードディスクを、 KNOPPIX を起動した PC でバックアップを取ってから、 再び引っ越し元のハードディスクで起動した環境で、 引っ越し先のハードディスクを USB で接続して、 フォーマットをかけて、取ったバックアップを展開してやるという、 ちょっと手数が多くなってしまいましたが、何とか作業は完了しました。
 x86 環境でフォーマットした xfs パーティションが、 ARM のフル OABI な環境正常に読めないことに一抹の不安を覚えますが、 当面このままで運用を続けてみようと思います。  と言うことで、 Debian 化した 玄箱 ProHS-DHGL を比較してみると、 性能的には当然のことながら全くと言っていいほど差はありません。 ところが HS-DHGL は激熱。ファンも回っていない感じ。 おかしいなぁと思っていると、 LinkStation /玄箱をハックしよう でのハックでは、 ファン制御が 抜け落ちていた 様子。。。すでに 対策方法 を提示されています。 現在、うちでは以下のコマンドを叩いて、ファンをとりあえず常時 Fast で回していています。 時間を見て 玄箱 Pro の ファンコントロールもスクリプトベースでやっているみたいなので、 これをそのまま HS-DHGL に持ってこようと思っています。
/usr/local/sbin/minconapl -a fan_set_speed fast
 ちなみにファンがちゃんと回っていれば、 玄箱 ProHS-DHGL も動作温度は変わりませんし、 どちらも異常なく順調に常時起動しています。 二台と比べると古くなってきている 玄箱 HG は うるさく思いますので、常時起動からは引退かな。。。ぼちぼち。
Posted on May 24, 2007 at 23:02

Debian 玄箱 Pro 一応完成

 先般、 sushi-k 日誌 2 製フル Legacy ABI Debian 化キットのおかげで、「シリアルコンソールなし」 で 無事作業が終わりました。ほとんど何の問題もなく。
 また電源周り、ファンコントロールの問題も、 「 LinkStation /玄箱をハックしよう」 のドキュメントを読み解いて、 ファームをまるまるコピーして、chroot して必要なデーモンだけ動かすという方法で 対応できました。
 非常に快調です。(^^)v
# sushi-k 日誌 2 及び LinkStation /玄箱をハックしよう の中の方に感謝 (^^)/

 上記の作業についてまとめたものを、うちの Ellinikonblue.com PukiWiki の方にページを作ってまとめています。
# HS-DHGL/ LS-GLDebian 化の ドキュメント より 先に完成しそう。。。  さて次は新品の HDD を買ってきてこの環境を引っ越します。 最近 500GB ぐらいの HDD も 15,000 円くらいで買えるので、 今後数年がんばってもらうためにも奮発しようかな… 無難に 300GB 位のものにしようかと現在思案中。。。(^o^)v-~~~
Posted on May 20, 2007 at 19:09

玄箱 Pro をいよいよ Debian 化

 いろいろ悩んで決めました。
 我が家の 玄箱 Pro は 以下の方針(手順)で Debian 化を 行っていくことにしました。。
  1. ファームをバックアップ
  2. 余っている HDD に sushi-k 日誌 2Debian 化 キットを少々修正したものを使って簡単インストール
  3. 「 LinkStation /玄箱をハックしよう」 のドキュメントを参考に、 玄箱 Pro の 独自部分(電源ボタン、ファンコントロールなど)に対応
  4. 最終的に新規の HDD に環境を引っ越す
 フル OABI の Debian 環境を、最終的に 500GB くらいの HDD で運用したいと思います。

 で早速、 Debian 化を 実行しましたが、キットのおかげで至極簡単に Debian は 起動するようになったものの、シャットダウンコマンドですらまだ電源が落ちないような状態。 これから先が長そうです。
Posted on May 15, 2007 at 00:05

Kernel Panic...<(T-T)>

 玄箱 ProDebian 化に向けて 情報収集を 行った 際、拝見させていただいた sushi-k 日誌 2 さんちの sushi-k さんから以下のようなコメントをいただきました。
Debian 化には、その他に EABI/OABI という厄介でやや危険を伴う問題があります。 GNU tar に入れ替えてパーミッションの問題をクリアし、 さらにカーネルおよびユーザーランドをOABIで統一する方法もできてますんで、 もし試されるのであれば、それが安全かと思います。 私のとこの記事を追ってみてください。
 EABI?OABI???...(私の頭の) Kernel Panic って感じです <(T-T)>

 調べる調べる。。。そもそも一般的な話として、 ABI(Application Binary Interface) とはなんぞやという話は こちらウィキペディア より)
 私の理解だと「 ARM 系のアーキテクチャでは、コンパイルに使用した gcc のバージョンやオプションによって、 ABI が異なってしまう場合があり、 異なる ABI の プログラムを混在させることは危険」と言うこと。 では実際混在すると、どういう問題が起こるかというと、以下の記事が参考になります。  総合して勝手な要約。
玄箱 Pro では なぜか EABI なカーネル(とその他ファームに納められているプログラム)が提供されており、 Debian の 安定版パッケージの gcc では 4.1 から EABI をサポートしている。 従ってユーザランドプログラム(カーネル以外の起動してから使うプログラム)は Legacy ABI で ある可能性が高く、この ABI を吸収する仕組みがカーネル側にあったりもするがかなり危険」
ということ(だと思います orz ... 実際 xfs 周りで実害もあるみたい)

 その sushi-k 日誌 2 さんちで、 玄箱 Pro 上に フル OABI(Legacy ABI) な Debian 環境を 構築するためのキットが公開されています。
「シリアルコンソール無しで 玄箱 ProDebian 化」 にはこれが一番近道そう。。。  しかし、この問題って Debian 化した HS-DHGL にも同じことが言えるような気がするんですが…
 HS-DHGL は今のところ機嫌良く動いているので、 いざ問題が起こったときのために、 玄箱 Pro には フル OABI な Debian 環境を 構築するか、HS-DHGL との互換性を重視して ABI の問題は目を瞑って構築するか…迷うなぁ…
# 論理的に自己解決できる望みがなさそうなだけに、二者択一の博打的要素が強い気がする orz
Posted on May 11, 2007 at 00:23

玄箱 Pro Hack Watch

 買っちゃった 玄箱 Pro は初期不良もなくしっかり起動したことだし、 今後楽しく弄って、有効に利活用していくため、 まずはせっせと情報収集から。

 例のごとく、玄箱LinkStation ハッカーの神域 「 LinkStation /玄箱をハックしよう」 の記事を熟読してみました。
 まずはその要点を箇条書き。
  • シリアルコンソールがあることが前提になっている
  • HS-DHGL ハックキットをいかに展開して、 玄箱 Pro 独自要素を持ってくるかと言うことに始終している
 ハック済みの HS-DHGL が手元にあるので、 当方でもなんちゃってハックキットを作ることは可能だと思いますが、 これだと 玄箱 Pro しか手元にない人にとって、参考になりません。
 また、自分がシリアルコンソールキットを持っていないこともあり、 半田付け作業を強要するシリアルコンソール頼みのハックもしたくないですし。 大それた目標として「シリアルコンソールなしでできる 玄箱 Pro ハック」 ができないかな…という方向性で、 情報収集を続けてみました。

 次は「玄箱 Pro 」と google さんに聞いて、 返ってきた答えから、有用そうな情報をあさってみました。

 玄箱 Pro を HDD 起動するための標準ファームを HDD に流し込む方法を使って、 Debian 化と言うのが、一番簡単そうな方法っぽい。 参考にしたのは以下のサイトの記事。  「 LinkStation /玄箱をハックしよう」 の記事でも言及されているように、 玄箱 Pro の標準ファームに収録されている tar は busybox にリンクされた バッタもんなので、アーカイブを展開するときに パーミッション情報を落としてくれることが原因で、 結構一筋縄では行かないようです。が、それでも一番この方法が簡単そう。
# と言うことで、sushi-k 日誌 2 さんちの ミニルートは早々とダウンロード。ごっつあんです m(_ _)m

 ここでちょっと発想を転換。
 そもそも Flash で起動するのだから、HDD をセットして Flash 起動した状態で、 debootstrap をかけられないと思ってみると、やっぱりすでにやっている方がいました。  読んでるだけでめげた orz
 私にゃ無理。

 以上、ここまでの情報収集でした。さて私はどうしよう?
Posted on May 10, 2007 at 00:42

GbE 対応 LinkStation LS-LGL

「 バッファロー、価格を抑えてスリム化した GbE 対応 NAS 」PC Watch より)

 バッファロー より 廉価版の LinkStation 「 LS-LGL 」シリーズがアナウンスされました。 6 月上旬発売だそうです。
 前モデルの「 HD-HLAN 」シリーズから、 搭載 CPU の高速化により転送速度が約1.2倍に向上し、 本体幅が 60mm から 45mm に約 25% にスリム化された。
 容量 250GB の「 LS-L250GL 」が 24,255 円だそうで、 既存の LS-250GL が 24,000 円弱くらいですから、LS-L250GL は実売で 2 万円切ってくると魅力だな。。。 「 CPU が高速化」という話だから、 LS-GL/ HS-DHGL と 似たり寄ったりのシステムボードなのだろうか。。。 とすると、あのお方 は ハックするのかなぁ。。。できるとなるとさらに魅力だなぁ。。。 いやいや、買いませんよ。 つい先般、玄箱 Pro 買ったばかり ですから。。。。。今のところ (^^;;;;;>
Posted on May 07, 2007 at 17:06

買っちゃったよ>玄箱 Pro

 世間的にはゴールデンウィークはすでに終わりましたが、 個人的には、長い休みのあとの週五日はきついので 今日までゴールデンウィークです (^^)v
 昨日、競馬の GI 「 NHK マイルカップ」で、 三連単 9,739,870 円の馬券が飛び出しました が、 そんな馬券、当然獲れるはずもないわけですが、 連休の始めに久々にパチスロ打って勝ちました。四万弱ほど (^^)v
 で、そのゆとりのある財布を持って、 今日、映画でも見ようかと、難波をうろうろしていて、 映画を見送って買っちゃったよ。。。 ソフマップ玄箱 Pro 。。。
Image:20070507GetKuroBOXPro.jpg
 さてどうしようか。。。HS-DHGL が非常に好調に動いている上、 玄箱 HG の方も etch に アップデートがうまくできなかったことを除いて、 今のところ異常なし。
 急ぐ理由はない。。。ので、ゆっくり弄くろう f^^;>
 Debian GNU/Linux 化していくことは間違いなさそうですが。。。
# シリアルコンソールキット は見つからず… 今のところどこまで必要性があるかは疑問ですし、ま、いいか。
Posted on Apr 24, 2007 at 21:31

玄箱 HG のカーネルを 2.6 に

 HS-DHGL の etch 化を 思い切って試みましたが、意気込みとは裏腹にあっさり終わりました。 全く。何事もなく。
 やっぱり etch 時代は 2.6 系カーネルでないとだめなのだなと思う今日この頃、 玄箱 で 2.6 系カーネルを 簡単に 動かす方法があることを知りました。 なんとこの方法で起動するカーネルは 2.6.17.3 。 Debian GNU/Linux 4.0(etch) の標準カーネル 2.6.18 には及ばないもののこれに関しては贅沢は言わない (^^)/
 手順も簡単そう。これなら私でも挫けずできそう (^^)
 これで我が家の 玄箱 HG も引退は免れるか…?
Posted on Apr 23, 2007 at 22:00

結局、CUPS も 1.1 で。。。

 玄箱 の etch 化の後始末、 squid の方は、 きれいに片がついたので、次は CUPS の方に 取りかかったのですが、これが全くうまくいかず。 調べてみると CUPS の v1.1 系と v1.2 系では設定が異なるらしく、 v1.1 系の設定ファイルを v1.2 系に引き継ぐとトラブルのもとになるようです。
 では v1.2 系を位置から設定してやる!と格闘を始めたのですが、 これが全くうまくいかず。。。どうしてもプリンターと通信ができませんでした。

 仕方なく squid の時と同じく ダウングレードしようと CUPS の アンインストールを始めると、 libcupsys2-gnutls10 v1.2 をアンインストールすると依存関係上、 samba v3.0.24 も アンインストールしなければならず、 再度、samba v3.0.24 を インストールしようとすると、libcupsys2-gnutls10 v1.2 を要求するので、 CUPS も v1.2 系をインストールしなければならなくなりました。これでは元の木阿弥 orz
 結局、CUPS を v1.1 系に戻すのと同時に、 samba も v3.0.14 に戻さなければならなくなり、それをどうこうしているうちに 今度は Windows 端末から一般の共有ディレクトリにはアクセスできるのに、 ホームディレクトリにはアクセスできないという不可解な事態に陥り…無間地獄 (T-T)

 夜中までかかって CUPS v1.1 系、 samba v3.0.14 の 再インストール、再設定を完了し、 ホームディレクトリにアクセスできないと言う問題は、すべての作業を終えてから、 Windows 端末側を再起動してアクセスすれば難なくアクセスできるようになりました。
 疲れた o...rz

 もう当面 玄箱 側は触らないことに決めました。 そもそも etch では推奨されない 2.4 系のカーネルで動いていることに無理があります。 とりあえず、2.6 系カーネルで動いている HS-DHGL を etch 化して安定するようだったら、 早々と我が家のメインサーバを HS-DHGL に 移行することにして、 玄箱 はサブとして再利用か、 現役引退の道を考えることにします _(T-T)_