Ellinikonblue.com Weblog

夢は夢のまま終わらせない…

Posted on Dec 07, 2008 at 20:44

玄人志向 KURO-NAS/X4

「 玄人志向、 HDD 4 台を搭載できる NAS キット『 KURO-NAS/X4 』」PC Watch より)

 我が家でも Debian 化した HS-DHGL / 玄箱 Pro が機嫌良く動いています。
 双方とも HDD は単発なので、最近の HDD の大容量、低価格化を考えると、 可能であれば最低でも双発にしておきたいところ。 そう言う NAS キットを期待していたのですが…

 発表された KURO-NAS/X4 は 4台の HDD を搭載できますが、どうもハードウェア RAID コントローラは搭載していないよう。 4台も積めるんだから RAID5 に対応したコントローラくらい欲しかった。

 また最初から OS として Debian を搭載しているため、 巨匠 「 LinkStation /玄箱をハックしよう」 の中の人も
OS は初めから debian だし、シリアルポートが標準で付いているし。
玄箱である必然性がまったく感じられない。これやったらふつーの PC でええやん。

ハック欲がまったく沸かない。
と言うことも、ごもっともかと思います。

 RAID での HDD 冗長化など自由度の高さを考えると、 最近の Atom 搭載で AC アダプタで動作するような 低消費電力なベアボーンキットの方がいいような気がします。 LinkStation /玄箱をハックしよう 「玄箱 x4」
Posted on May 06, 2008 at 15:58

Ubuntu 8.04 LTS: Hardy Heron

「 Ubuntu 8.04 LTS "Hardy Heron" リリース」Engadget Japanese より)

http://www.ubuntu.com/
http://www.ubuntulinux.jp/
 最近、忙しかった本業のプロジェクトで、どうしても IPv6 の端末が必要になったとき、 個人的には Live CD で起動した Ubuntu を 使用していたのですが、これが結構周りに評判がよく、ちょっとうちのチームでブームになりました。
 またあくまで構想ですが、個人的に使用しているノート PC がぼちぼち五年目を迎えるので、 そろそろ買い換えようかなぁと思っていて、 MacBook AirVista Business とか Eee PCUbuntu とか、 メインは UNIX 系の OS を使って、非常用で Windows が動かせる環境も 選択肢としてありかな?と思っています。
# どちらも環境云々より、バッテリー駆動時間の問題が大きく踏み切れませんが…  まぁノート PC 更改はあくまでまだ妄想の段階ですが、 この久々の登場となる LTS(Long Term Suport) 版 Ubuntu は、すぐにでも試してみようかと。
 あと Ubuntu をベースに Xfce を採用した XubuntuEee PC 専用版 eeeXubuntu なんてものも あるという話も小耳に挟んだので、ついでにメモっておきます。
Posted on Apr 29, 2008 at 22:15

Debian HS-DHGL を 750GB HDD に換装

 我が家の Debian 化した HS-DHGL ですが、 Debian 化に 成功した際 、 360GB の HDD で実施したため、最近少々ディスクスペースが手狭になってきました。
 HDD の低価格化も進んできたことから 750GB の HDD を新規に購入。これに換装することにしました。  が、これが一筋縄ではいかず、 丸ごとコピーすれば動くかと思いきやこれがだめで、ここから試行錯誤開始。

 結局、USB で新規に購入した HDD を接続し、以下の作業をすることで、 無事引っ越せました。
  1. パーティションを切ってマウント
  2. マウントした HDD に対して debootstrap
  3. debootstrap 完了後、各種環境設定を行い、さらに 新しくできたルート以下の /dev に対して /dev/sda* 及び /dev/sdb* を作成 (元の HDD の /dev/sda* および /dev/sdb* のコピーで OK )
  4. Debian 化した HS-DHGL の起動に必要なファイルを各個コピー
くらいで新しい HDD で起動するようになりました。
 あとは古い方の HDD を USB でつないで元データをコピーすれば引っ越し完了。

 debootstrap 後に /dev/sda* などのデバイスファイルがないと言うところに 気づくまでに時間を要しました。ツボはここかな?
 手間はかかりましたが、ハナっから etch で構築したので、 HDD の中身もキレイキレイ(になったはず)。
 今後またやるときになったら役に立つかと思って、メモっときました。 これを機会にうちの HS-DHGLDebian Hack の記事 もしっかり整備しておくことにします。
Posted on Mar 08, 2008 at 00:49

LinkStation Mini LS-WS1.0TGL/R1

「 バッファロー、手のひらサイズの小型 1TB NAS 『 LinkStation Mini 』」PC Watch より)

 まずい…超欲しい (^^;>
 我が家では Debian 化した 玄箱 ProHS-DHGL が常時起動で稼働しておりますが、 常々「 HDD ぶっ飛んだらどうしよう…」という不安がつきまとっています。 なにせファイルサーバとして双方で最大 800GB ほどのデータを保存してあるので、 ぶっ飛んだら「痛い」じゃ済みません。 絶対に飛んだらまずいデータは、バックアップをとってますが、 ほんとにそれ以外のデータはなくなっても大丈夫かというと 「そりゃなくなってみなくちゃわからん」というのが正直なところ (^O^;>
 そう言ういい加減なデータ管理をしている人間にとっては、 ただのミラーリングとは言え、あればあったで安心感が違います。 その上、2.5inch HDD 搭載で小型化され、しかも消費電力も削減されてるとなれば、 食指が動かないはずはありません。  でもやっぱちょっと高いなぁ。。。ハックできるのかなぁ。。。 ハードディスク飛んだら 交換は メーカー修理 ってのもなぁ。。。 ちょっと冷静になってからもう一度考えよ (^^;>

「 RAID 対応の手のひら NAS LinkStation Mini 」Engadget Japanese より)
Posted on Nov 28, 2007 at 21:35

CentOS 5

 これまで好きこのんで使わなかったのですが、 現在どっぷりはまっている本業のプロジェクトで、どうも Red Hat Enterprise Linux を 避けて通れなくなったので、久しぶりに RHEL 系のディストリビューションを 勉強がてら慣れておこうと思って、無償で試せる CentOS について調べてみた。

 まずは関連サイトの情報から  次にいけてそうな書籍…( Amazon.co.jp 検索中)… ない orz
 各種設定の仕方とかの情報が欲しいわけではなく、 とりあえず久々にさわる RHEL 系の作法が知りたいだけなのでこのあたりを読んでみる?
TECHNICAL MASTERはじめてのCentOS5Linuxサーバ構築編 (TECHNICAL MASTER 48)
アイティーブースト 著
( 秀和システム )
¥2,601
 Fedora 系の 書籍ならわんさとあるかと思い、再び検索。。。このあたりかな?
Fedora 7で作る 最強の自宅サーバー (CD&DVD付)
福田 和宏 著
( ソーテック社 )
¥398
 さて Virtual PC の 仮想環境上にでもインストールしてみて、 じっくりお勉強してみるかな…と。
Posted on Nov 20, 2007 at 23:52

LS-LGL Hack Watch

LinkStation/ 玄箱をハックしよう 「 LS-L500GL 発注」

 残念ながら LS-WTGL/R1 には 興味がなさそうな 発言があった のですが、 「 LinkStation/ 玄箱をハックしよう」 の中の方が、 いよいよ LS-LGL を発注されたようです。 もちろんそのまま使うと言うこともないでしょうから、 これからハックの記事が続きそうです。 興味深く Watch させていただきます。  私はまねしませんよ。
 HS-DHGL をハックしてみて、 キットタイプではない製品のハックがいかに苦労するか思い知りましたから。。。たぶん (^^;>
Posted on Nov 08, 2007 at 23:31

RAID 対応 LinkStation LS-WTGL/R1

「 バッファロー、 1TB で 5 万円台の HDD×2 搭載 NAS」PC Watch より)

 自宅では Debian 化した HS-DHGL玄箱 Pro が 仲良く揃って動いてますが、どちらも単発でしか HDD を装備していないので、 やはり HDD が飛ぶ不安がつきまといます。
玄人志向 KUROーBOX/PRO
( 玄人志向 )
 RAID 構成できる Debian 化できる NAS (キット)が安価にあればいいのに…と常日頃思います。
 この新 LinkStation LS-WTGL/R1 は RAID1 ですが冗長構成可能。。。 価格も 1TB モデルが 59,010 円。。。ハックできそうな臭いがぷんぷんするし。。。 魅力だ。。。  いや、買いませんよ。
 LS-LGL には食指が動かなかった あの方 が手を出さないかぎり。。。 私にはあそこまでの熱意はないですから、とりあえず (^^;;;>
# キットタイプで出ないかなぁ…
Posted on Jul 28, 2007 at 22:58

Firefly 導入記:文字化け解決完結編

 さて、何とか起動に成功した Firefly (mt-daapd) ですが、 iTunes を起動して、 共有されたライブラリを参照すると、日本語はほぼ全滅。 ある程度予想はしていましたが、ここまでひどいとは。。。と言う状態です。
 ある程度事前には調査していて、こういう問題の原因は ID タグに埋め込まれれた 日本語の文字コードにあるということは知っていましたし、 普段、Quintessential Player で エンコードして、かなり古いバージョンの Super Tag Editor で ID タグを編集するというスタイルで構築してきたライブラリですので、 おそらく日本語の文字コードは UTF-8 で揃っていないことは、覚悟していました。
 と言うことで、さらに調べを進めると、 Eternal Beta さんちの記事で、 iTunes を使って、 ID タグバージョンを 2.3 に 一括変換すること で 解消できることを知り、早速実行。
 まぁ多少( 3000 曲弱で数曲)、まだ日本語が乱れているものはありますが 許容範囲です。

 これで文字化け問題も一件落着、 Firefly 導入は完結です。
 ノート PC も含め、Windows が動作する PC は 4 台ありますが、 すべて 玄箱 Pro から 共有される楽曲聴き放題、いや便利。。。我ながら Good Job!! でした (^^)b
Posted on Jul 24, 2007 at 00:01

Firefly 導入記:トラブル解決編

 前回Firefly の インストールまですんだところで、 /etc/mt-daapd.conf を編集(設定したのは admin_pw と mp3_dir の値だけです)して、起動してみると以下のようなメッセージが出て 起動できませんでした。
 Firefly の導入例を調べてみると、 インストールして設定ファイルを書き換えただけで動いたような話ばかり何ですけどね。。。
Starting mt-daapd: ./mt-daapd: line 27: 10211 Aborted                 start-stop-daemon --start --quiet -m --pidfile /var/run/$NAME.pid --exec $DAEMON -- $DAEMON_OPTS 2>/dev/null
 これではわからないので、直接コマンドを打ってみると。。。
mt-daapd: client.c:776: avahi_client_errno: Assertion `client' failed.
Aborted
 要は avahi というのが、悪さをしているらしい。
 ではこの avahi とはなんぞやと調べてみると。。。 Apple の Bonjour と同等の機能を 実装したフリーソフトウェア。 つまりこれを動かさないと、Firefly は 起動しないと見た。
 と言うことで apt-cache search avahi としてみると以下のようなものを発見。
avahi-daemon - Avahi mDNS/DNS-SD daemon
 これを aptitude でインストール。 その後、Firefly 起動してみると、 あっさり起動。 Windows クライアントから iTunes を起動してみると、 見事共有できるようになりました。。。
Image:20070723Firefly2.jpg
 が、曲目情報が文字化け。。。まだ先は長い? orz
Posted on Jul 19, 2007 at 22:36

Firefly 導入記:インストール編

 フル OABI 環境で Debian 化した 玄箱 Pro も、 神の手順で Debian 化した HS-DHGL も順調に常時起動している昨今、 とうとう玄箱 HG では手を出さなかった iTunes 共有サーバの 構築に手を出しました。
 先般、 少し話題にした ように、 iTunes 共有サーバを実現する OSS(Open Source Software) は mt-daapd から Firefly と名を変えて、 開発が続けられており、今回導入したのはその nightybuild である v0.9 。 幸い arm 用の Debian 向け パッケージが用意されていたので、これを利用して構築しました。

 まずはパッケージをダウンロードして、おもむろに
dpkg -i mt-daapd_0.9-svn-1586_etch_arm.deb
とタイプすると、ずらずらと先にインストールすべきパッケージを 教えてくれます。 当方では libavahi-clients3, libavahi-common3, libflac7, libogg0, libsqlite0, libvorbis0a, libvorbisfile3 を aptitude コマンドでインストール。 その後再び Firefly を インストールするコマンドを叩きました。
 二度目はふつうに成功。それから
/etc/init.d/mt-daapd start
として起動してみると…エラーが出力され、 当然のごとく起動しませんでした orz

 と言うことで、ちょっと試行錯誤があったわけですが、 それは次回。。。つづく (^^)