Ellinikonblue.com Weblog

夢は夢のまま終わらせない…

Posted on Feb 08, 2014 at 18:38

NAS4Free v9.2.0.1.943 にアップグレード

 試験的に動かし始めた NAS4Free を インストールしたサーバーですが、 使い始めてちょっとすると 9.2.0.1 がリリースされ、 「システム」メニューの「ファームウェア」を選択すると、 オンラインバージョンチェックの欄に最新バージョンが表示されるようになりました。
Image:20140206NAS4FreeUpgrade-0.jpg
 ひょっとすると市販の NAS 製品のように簡単バージョンアップができるのか? やるならまだほとんど何も設定していない今のうちだ! (^^;A と判断し、実行に踏み切りました。

 実際、実行してみると実に簡単 (^^)b
「ファームウェアアップロードを許可」なんてボタンがあるのでこれを押せば一発! 。。。なんてそこまで簡単ではありません (^^;A

 オンラインバージョンチェックの欄に表示されている最新リリース版のリンクをクリックすると、 NAS4Free のダウンロードページが開きますので、 ここから該当ファイルを(ブラウザを動かしているローカルの PC に)ダウンロードします。
 それから「ファームウェアアップロードを許可」ボタンを押すと、 ファームウェアイメージファイルを指定できるようになりますので 「参照」ボタンを押して、先ほどダウンロードしたイメージファイルを指定します。
 そして、「ファームウェアアップグレード」のボタンを押します。あとはじっと待つだけ…
Image:20140206NAS4FreeUpgrade-1.jpg
 NAS4Free の Embedded 版のイメージファイル (9.1.0.1.847) は、 拡張子が .iso のはずなのに .gzip で圧縮されていたりしましたが、 9.2.0.1.943 のイメージファイルは解凍などせずとも、そのままアップグレードに使えました。
 数分待つと NAS4Free を動かしている機器が 自動で再起動し、再びブラウザでアクセスしてみると無事、 アップグレードが完成していました。簡単 (^^)b

 新しい 9.2.0.1.943 はこれまで日本語化されていた文章が所々英語に戻っていたり、 うちの デル Inspiron Zino HD では ディスクを再度登録し直したりしなければなりませんでしたが、 どれもこれも大きな問題にはなりませんでした。

 アップグレードも超簡単!すてき (*^^*) > NAS4Free
Posted on Feb 05, 2014 at 00:06

NAS4Free の基本設定

 最近、いろいろなことを始めようと、 調べ物をしていると、自分で過去にやったことで ここ に 記録されていないことが結構あることを思い知りました orz
 ちょっと気になることができるとそっちへ行ってしまって、 それまでやったことをおざなりにする。 これは早々にも直した方が良さそうです。

 そういうわけで、ちょっと間が開きましたが、 自宅でセットアップした NAS4Free の 基本設定をまとめておきます。

 起動が終了すると、インストール後に設定した IP アドレスへ HTTP でアクセスできます。
 ID が「 admin 」、パスワードを「 nas4free 」とすると、 ログインできます。

 セットアップ直後にまず以下の設定を行いました。
 ログイン後、「 System 」メニューの「 General 」を選びます。

 まずは WebGUI のところの Language を Japanese にします。 こうしてから「 Save 」するとインタフェイス画面が日本語になります。
Image:20140201NAS4Free.jpg
 必要に応じて、ホスト名、ドメインを設定します。 DNS の設定などはインストール時にコンソールから設定していると、 その設定が保持されているはずです。
 あとはタイムゾーンを「 Asia/Tokyo 」に、 うちでは NTP も有効にしています。

 あと最後にセキュリティー面から root のパスワード (=ログインするときの admin のパスワード)を、 タブを「パスワード」に切り替えて変更し「保存」しておきます。

 以上で基本設定は終了です。

 さて、このセットアップした NAS4Free の ファイルサーバーでまず何をしようかと考えたのですが、 うちの MacBook Air は一人っ子 (^^; なので、 Time Machine を有効にするために Time Machine サーバー化してみることにしました。
 次回はこれに向かって、まず「ディスクの追加」「ユーザーの登録」についてまとめたいと思います。
Posted on Jan 21, 2014 at 19:47

NAS4Free: USB メモリーへのインストールの成功例

 起動はできてもそのままでは使えそうにない NAS4Free の x64 Live USB 版を起動すると、コンソールに以下のようなメニューが出てくきます。
1) Configure Network Interface
2) Configure Network IP Address
3) Reset WebGUI Password
4) Reset to Factory Defaults
5) Ping Host
6) Shell
7) Reboot Server
8) Shutdown Server
9) Install/Upgrade from LiveCD/LiveUSB 
 このときに 9) Install/Upgrade from LiveCD/LiveUSB を選ぶと、 メディアへのインストールを行うことができる(らしい)のですが、 起動に使った USB メモリーへのインストールはどうもできそうにありません。

 ただそのインストールの流れをみてみると、 たとえばハードディスクにフル OS 一式をインストールするか、 USB メモリーなどに "Embedded" な OS をインストールするかを選択する事になります。

 ここまできてやっと気づきました。
 x64 版の NAS4Free を 運用に使える(設定をちゃんと記憶する) USB メモリーを作成するには
  • NAS4Free-x86-LiveUSB-9.1.0.1.847.img
ではなく、
  • NAS4Free-x64-embedded-9.1.0.1.847.img
の方を使用しなければならなかったのです。

 実際、このイメージをダウンロードして、 USB メモリーに書き込んで、これで起動すれば…起動せんがな! o...rz

 しかし、ここで NAS4Free に関して調べまくっていたときに、 ちょっと気になる記述があったことを思い出して、 上記のイメージファイルの末尾に .gz を付加してリネームして解凍してみると なんと解凍できちゃいました (^^;A

 以下の作業は Linux(Ubuntu) を インストールした端末で行いました。
 まずは NAS4Free のサイトから辿って、 x64 Embedded 版、バージョンは 9.1.0.1.847 でこれをダウンロードしてきます。
 これを gzip で解凍します。
mv NAS4Free-x64-embedded-9.1.0.1.847.img NAS4Free-x64-embedded-9.1.0.1.847.img.gz
gzip -d NAS4Free-x64-embedded-9.1.0.1.847.img.gz
 できあがったファイルを、 うちに転がっていた USB メモリーに以下のコマンドで書き込みました。
 Ubuntu などでは、 USB メモリーを差すと勝手にマウントするので、マウントは一度解除してから行ってください。
dd if= NAS4Free-x86-LiveUSB-9.1.0.1.847.img of=/dev/sdb bs=64k
※ これは USB メモリーが /dev/sdb として認識されたれた場合の例です。

 ちなみに USB メモリーへの書き込みを Windows などで行う場合は、 Silicon Linux 社が 無料配布している DD for Windows を 使えばできます(できるそうです)。

 あとは、NAS4Free を起動する PC の BIOS の設定を変更して、この USB メモリーからブートするだけです。

 起動するとコンソールに出てくるメニューは、 Live USB 版と違って 9) のメニューが出てこなくなるだけで、あとは一緒です。

 2) Configure Network IP Address を選んで、 固定の IP アドレス(同時にサブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、 DNS )の設定だけしておけば、 いつでも同じアドレスへウェブブラウザからアクセスできるので、 ネットワーク環境に合わせて固定の IP アドレスを設定しておきます。

 あとは設定した固定の IP アドレスへ HTTP でアクセスして、 ID を「 admin 」、パスワードを「 nas4free 」でログインすると 設定画面に入れるようになります。

 これでインストールは成功で一段落です。再起動しても設定値は保存されるはずです (少なくとも当方ではちゃんとされました)。 さて、まずはこれを使って何をするかだな…考えよ (^^;A
Image:20101229DELLInspironZinoHD.jpg
Ellinikonblue.com Weblog 「 NAS4Free: USB メモリーへのインストールの失敗例」
Posted on Jan 13, 2014 at 10:58

NAS4Free: USB メモリーへのインストールの失敗例

 先般、片手間で家に落ちていた USB メモリーに NAS4Free v9.1.0.1.847 の x64 LiveUSB 版をダウンロードしてきて書き込み、 これを デル Inspiron Zino HD ( AMD Athlon II X2 P340 /DDR2 2GB メモリー搭載)に差し込んで、ここから起動するとあっさり起動したもので、 ちょっといい気になってました。
Image:20101229DELLInspironZinoHD.jpg
 軽く固定の IP アドレスを設定などして、そのときはシャットダウンして、 続きはまた後日と思ったのですが、その後日に立ち上げてみると、 まったく設定を記憶していない…
 あれ?っと思って何度か設定→リブートを繰り返しましたが、 やっぱり全く設定を覚えてくれません。
 この子 (Inspiron Zino HD) 、頭悪いのかな…一瞬、まじめにそう思いました f^O^;

 ちょっとコマンドを叩いて調べてみると、なんてことはない。 メモリー上に仮想デバイスを作って、そこで OS 一式を展開して起動しているので、 そりゃあ電源消したら設定も飛びますわな…
「 Live USB 」 版ってそういうことだったのね… orz

 この Live USB 版というのは、 要は Linux ディストリビューションなどにある Live CD 版と発想は同じもので、 ひとまずここから起動もでき、そして起動してから別のメディア (ハードディスクや USB メモリーなど)へのインストールも 可能なバージョンです。
 ただし、この NAS4Free の Live USB/Live CD 版は起動して設定した内容を別のメディアに ( conf ディレクトリを作成してそこに)記録して、 設定だけそこから読み込んで起動することもできるようです。

「できるようです」というのも、 Inspiron Zino HD には SD カードスロットがあるので、 SD カードに conf ディレクトリを作ってそこに設定を記録して、 起動してもうまくいきませんでした。
 どうもブートシークエンスを見ていると、 フロッピーディスクか USB メモリーからしか読み込んでくれないようです。 今時、フロッピーってあんた。。。 orz

 しかも、 USB メモリーで起動して 同じ USB メモリーへインストールすることもできませんでした。
 可用性を考えると、設定を USB メモリーに記録しておくというのもいいかとも思うのですが、 さすがに我が家でも使っていない USB メモリーがそんなにごろごろ転がっているわけでもないので、 たった数 KB のデータを記録するためだけにもう一本買うというのも豪気すぎるような気がします。 CD からブートするというのも、起動に時間がかかりそうで却下しました。

 そもそもにして、USB メモリーにインストールした状態のイメージはないのか?

 あったんですな。これが。。。
 再度、NAS4Free のダウンロードページを見てみると。。。
  • NAS4Free-x64-embedded-9.1.0.1.847.img
ってなんだよ。てか、最初にこれ、組み込み用途とかの特殊なイメージだと 勝手に思っていたのですがどうも違うようです。

 ただこのファイルも一筋縄では使えないんだな。。。次回に続きます。。。 困ったものです f^^;A Ellinikonblue.com Weblog 「 なぜ NAS4Free をつかうのか?」
Posted on Jan 10, 2014 at 10:26

NAS4Free カテゴリ新設

 先般から、 NAS4Free を使い始めて、 いろいろ試している最中ですが、 今、ほぼ「使える」と判断していて、 最終的に我が家のストレージサーバーをこれで構築する方向で 考えています。

 と言うことで、この関連の話が続きそうなのでこれらの記事をまとめるために、 UNIX カテゴリ以下に、 サブカテゴリとして NAS4Free カテゴリを 新設することにしました。

 そういうわけで、 ここに至るまでの経緯となった記事をまずはインデックス化しておきます。

Ellinikonblue.com Weblog
「 2TB HDD を四発も買ったあとに感じた ZFS の必要性」
「 この年末に自宅ストレージの拡張と次期環境構築に向けた準備など」
「 なぜ ZFS をつかうのか?」
「 なぜ NAS4Free をつかうのか?」
Posted on Jan 05, 2014 at 20:23

Samba の SMB2 有効化で Mac OS X 10.9 Mavericks のファイル共有高速化!

 さて、マイ MacBook Air を Mac OS X 10.9 Mavericks にアップグレードしてから、 Linux 上で Samba を動作させて構築している 自宅のファイルサーバーとのファイルのやりとりが極端に遅くなった問題に対して、 解決に向けて一筋の光明が見えました。

 これまでの Mac OS X では AFP(Apple Filing Protocol) が最優先だった ファイル共有のためのプロトコルが、 10.9 Mavericks 以降、 SMB2 に変わっていたのが原因っぽいと言うことで、 Samba に SMB2 をしゃべらせられないかと調べてみたところ、 バージョンが 3.6 以上であれば SMB2 が実装されていることまでわかりました。
 ただし、初期設定では有効にはなっていない機能なので、 これを有効にしてやらなければなりません。

 そこで CentOS 6.x で動作している我が家のサーバーですが、 まずはこれの上で動作している Samba のバージョンを調べてみました。
rpm -q samba
 上記のコマンドを実行してみると、 インストールされている Samba のバージョンは 3.6.9 と言うことがわかりました。
 SMB2 がしゃべれるバージョンです (^^)b

 そこで /etc/samba/smb.conf の global セクションに
max protocol = SMB2
と言う設定を追記するとデフォルトでは有効になっていない SMB2 プロトコルでの通信機能が有効になります。 この変更をしてから、
service smb restart
として、Samba を再起動します。

 これでファイル共有のパフォーマンスが劇的に改善するはずと、 マイ MacBook Air から喜び勇んでアクセスしてみると… あれ?変わんねぇ!?

 おわかりの方もいらっしゃるかと思いますが、 Mac 側で接続しっぱなしで、 Samba だけ再起動すると、 どうも SMB でアクセスしっぱなしになるようです。
 一度、 Mac 側で接続を切って、再度、接続し直すと SMB2 でアクセスするようになります。

 で、その結果。。。おぁ!は、早い!!明らかにアクセスが早くなりました (^^)b
 ってことは、これで Windows 機からでもアクセスが早くなる!?。。。 ん!?あんまり変わらん気がする… (_ _;;;>

 ま、対 Mavericks に関しては効果覿面です。 同じお悩みをお抱えの方、是非お試しください (^^)/

Ellinikonblue.com Weblog 「 Mac OS X 10.9 Mavericks にしてファイル共有が遅くなった人いませんか?」
Posted on Jan 03, 2014 at 23:43

なぜ NAS4Free をつかうのか?

 ZFS を使って自宅の次期ストレージ環境を構築しようと、 NAS4Free を、 休眠していた デル Inspiron Zino HD にインストールしました。

 昔は FreeBSD というか BSD 系のオペレーティングシステムを使っていた頃もあるのですが、 昨今は Ubuntu などの 完成度の高い Linux を使うことが多くなって、すっかり軟弱になってしまったもので、 ZFS でストレージ環境を構築していくにあたって、 FreeBSD 一つですべてすましてしまうレベルまで 知識レベルを回復するには相当な時間を要しそうなので、 今回は FreeBSD をベースの NAS(Netrwork Attached Storage) 用途にカスタマイズされたディストリビューションを 使うことにしました。

 FreeBSD をベースとした NAS 用途向けのディストリビューションには FreeNAS と これからフォークした NAS4Free があるのですが、 今回は NAS4Free を利用することにしました。

 以前は FreeNASNAS4Free では、 ベースとしている FreeBSD のリリースバージョンが違ったらしく、 安定性なら FreeNAS 、 最新のハードウェアへの対応やソフトウェアが必要なら NAS4Free とされていたようですが、 最新バージョンでは双方とも 9.1 をベースとなっているので明確な差はないでしょう。
 新しい物好きなので今回はたまたま NAS4Free を 選んだ次第です。

 ちなみに FreeNAS からフォークした ディストリビューションには Debian GNU/Linux を カーネルに使った OpenMediaVault というものも あるそうですが、今回は ZFS を使うことを目的にしているので、今回はパス。

 さらに脱線しますが、 Debian GNU/kFreeBSD という Debian Project が FreeBSD をカーネルとしてリリースしている オペレーティングシステムもあるそうです。

 さらにもう一丁脱線すると、 ZFS の本家 Solaris が Oracle に買収された後、 OpenSolaris はプロプライエタリな部分をオープンなものに置き換えて、 illumos ってプロジェクトが立ち上がっているとか…
 いやぁ、最近、 BSD 系にはほんとトンと疎くなっていることを再認識しました。

 そろそろ本題に戻りましょう (^^;A
 そんなこんなで使い始めた NAS4Free ですが、 先般、片手間で家に転がっていた USB メモリーに LiveUSB 版を書き込んだものを、 デル Inspiron Zino HD に差してここから起動してみると、 いとも簡単に起動しました。しかもなんのトラブルもなく。。。

 なーんだ。楽勝 (^^)v
 と思って、そのときは一旦シャットダウンしたのですが、 インストール、設定の経緯をまとめようとして、後日、再度立ち上げてみると。。。あれ?
 起動したときにちょっとだけ設定した IP アドレスなどの情報が全く記憶されていない。。。

「???」
 次回はこの問題の解決編の予定です (^^;;;> Ellinikonblue.com Weblog 「 この年末に自宅ストレージの拡張と次期環境構築に向けた準備など」
実践FreeBSDサーバ構築・運用ガイド
佐々木 宣文 著
( 技術評論社 )
¥3,520
Posted on Dec 30, 2013 at 10:13

なぜ ZFS をつかうのか?

 さて、次世代の我が家のストレージ環境の核(コア)として、 NAS4Free を使おうと、 休眠していた デル Inspiron Zino HD に ひとまずインストールしました。
Image:20101229DELLInspironZinoHD.jpg
 そもそも ZFS を使って、ある程度信頼性を確保しながら柔軟に容量を拡張していける ストレージ環境を構築しようと考えたわけですが、いろいろ調べた結果、思いの外、 ZFS 自体に柔軟性はないと言うことがわかってきました。

 まず第一に Linux における LVM(Logical Volume Manager) のように ZFS プールに容量を追加していくことはできても、 ミラー化構成にディスクを追加して RAID Z 構成に変更したり、 既存の RAID Z 構成にさらにディスクを追加して容量を拡大したり、これらの逆もできません。

 容量を拡大するには端的に ZFS プールに追加された各構成中のデバイスを より大容量のディスクに「すべて」置き換えるしか方法はないようです。
 まだ勉強中ですが、一度、ZFS プールに組み込んだミラー化構成や RAID Z 構成を 完全に削除することもできそうにありません。

 それでも今のところ、 ZFS を使うのかな…と思っています。

 コレガCG-HDC4EU3500 のような ハードウェアで信頼性を確保していく場合、それ自身の故障などのトラブルが起こった際の復旧を考えると、 やはり汎用のオペレーティングシステムで構築されていた方が対処方法も多いと考えるからです。

 その上で、 FreeBSD をそのまま使うとなると、 やはり手こずりそうなので、NAS 用途にカスタマイズされた NAS4Free を使ってファイルサーバーだけを集約して、 自宅内のサービスはこれからも Linux サーバーを別途立てて作り込むことにしました。

 まぁひとまず現時点の方針です。
 次回は NAS4Free 関係の話をまとめておきたいと思います。
Posted on Dec 12, 2013 at 21:29

2TB HDD を四発も買ったあとに感じた ZFS の必要性

 ボーナスという実弾も出てないうちから、すでに今冬、購入を決めていたものがあります。
 ハードディスクです。

 今夏、念願だった ニコン D7100 を ついに手に入れたのですが、このことが意外な影響を及ぼしました。
 ストレージ容量の不足です。

 これまで 1000 万ピクセル機の D60 を使っていて、 それが 2400 万ピクセル機の D7100 になれば、 当然、倍以上のスピードでストレージの容量が消費がされます。
 自宅では ラトックシステム RS-EC32-U3R に 二発の 3TB HDD で RAID 1 を組んで実容量で 3TB も確保していたのですが、 D7100 を購入してからうれしがってばしばし撮っていたら、 ついに残り容量が心細くなってきました。  と言うことで、 2TB HDD を四発購入して、 休眠していた コレガ CG-HDC4EU3500 に 装填して RAID 5 を組んで実容量 6TB を確保しようと思ったのです。

 ただ購入してからはたと考えました。
 CG-HDC4EU3500 がぶっ飛んだらどうしよう。。。

 ここ数年休んでいたとはいえ、もう五年も前に購入した製品です。 もう同じものは安価には手に入らないでしょう。
 今後もハードウェアで RAID を組んで大容量を確保していくとすると、 置き換え時に、今回のようにまた数発の HDD をまとめて購入という多額の投資をしなければなりません。

 信頼性を確保しつつ、安価に大容量のストレージを…ふと ZFS のことを思い出しました。 ZFS は RAID 機能を持つファイルシステムでかなり柔軟に容量を追加していくこともできます。
 もともとは Solaris に実装されたファイルシステムですが、 FreeBSD にも実装されており、 従ってこれをベースとする FreeNAS などを使えば、 比較的に容易に使うことができます(…できそうです (^^;A )。

 思いついたときには「これだ!」と思いましたね (^^)b
 ひとまず今回は CG-HDC4EU3500 を復活させて、 年が明けたら ZFS 導入に向けて情報集め、夏までには ZFS を導入したいと画策を始めています。

 と言うことで、ちょっとこの関連話、当面、続きます m(_ _)m
実践FreeBSDサーバ構築・運用ガイド
佐々木 宣文 著
( 技術評論社 )
¥3,520
Posted on Apr 01, 2013 at 20:00

Ubuntu でチャレンジ! dynabook UX 環境構築

 結構行けますよ (^^)b > dynabook UXUbuntu これら全部、なんも難しいことをしなくても、 Ubuntu ソフトウェアセンターから追加したりで、 普通にインストールおよび設定出来ました。

 強いてあげれば ibus-mozc くらい。
 インストールしてから ibus を再起動して、 インプットメソッドの優先順位を変更してやる必要があります。

 ほんとこれくらい。
 Ubuntu Japanese Team の 日本語 Remix 版 12.04.1 を使用したことで楽だったことも多分に有ります。

 Atom N280 、メモリ 1GB の超非力な dynabook UX でも OS の起動以外は、ある程度の作業ならこなせるようになりました。
 これしかなければ、これで何とかなるかも… (<多少、大げさ (^^;> )
 少なくとも過去何度か、 Linux を通常環境で使えないかと取り組んだことがありますが、 これまでで一番いけそうな感じがしています。

 今の時点で間違いなく言えることは、 この非力なネットブックで無理して Windows XP で使おうとするよりは、 よっぽど精神衛生上いいことは断言できます。

 Linux のデスクトップ環境の進化にひたすら感動。。。 (T-T)
Image:20130325dynabookUX.jpg
 ただ自宅で常時稼動しているサーバーも Shuttle X27D で、 同じ Diamondville 世代の Atom 330 なんですが、 もっと早いような…特に OS の起動時。
 OS も CentOS なんで 単純比較はできないですが、たかがコアが2つになっただけで これだけ差があるものとはとても思えません。動作周波数は N280 の方が上ですし。
 そうか!。。。サーバー側はシステムディスクに SSD 使っているからなぁ…

 そうか… SSD か… <今、ここです (^o^;>