ソニーモバイルの岸田光哉社長の発言だそうですが、名言だと思いますね。
ソニー、『曲がるXperia』に否定的──「折り畳む前にできることある」 #MWC19 – Engadget Japanese今年の World Mobile Congress でも、各社の新型スマートデバイスが数々発表されましたが、中でも注目されていたのが Huawei Mate X や Samsung Galaxy Fold など、折り畳めるスクリーンを搭載したスマートデバイス。
あえてスマホとは言いません w
日本だけかも知れませんが、メディアの踊りっぷりを見ていると、自分の想像力が足りないだけなのか?と思ってしまいます。正直、「革命的」とかいっている人と「何が?」というところから真剣に議論をしてみたい。
まず大きさが中途半端。閉じた状態で 6 インチオーバー、開いて 8 インチになるそうですが、いやそれなら 7 ~ 8 インチの通話機能付きのファブレットに、Xperia Ear Duo みたいなボイスアシスタント対応のヘッドセットとかいう組み合わせたソリューションの方が、かっこよくないっすか?
それに今のタブレットって売れ筋は 10 インチクラス。大きくなるにしても中途半端。
これが今までのスマホと値段が変らないというならまだしも、1980 ドル( Mate X に至っては 2299 ユーロ)もするんですよ。1900 ドルもあれば、iPad と iPhone XR くらい、うまくいけば AirPods まで買えてしまう価格ですよ?
そして、どう見ても耐久性というか、耐衝撃性に問題がありそう。
ぽろっと落としたら、顔が青くなるどころじゃすみません。なんせ 2000 ドルもする代物です w
テクノロジとは、それを必要とする用途があって、かつ受け入れられるに十分なコストで、利便性を提供するために駆使されると思っているのだが、コモディティ化していくスマホというデバイスをいかに目立たせるか、そんなことにテクノロジを使っているようにしか見えない。
もしそうだとしたら愚の骨頂。
こんな代物を、町中みんながもつような世の中になったら、時代が変ったと思って、テクノロジを眺める立場になろうと思います。私は絶対に買いません。
ファーウェイMate Xの実機を触ったら興奮して何もできなかった! #MWC19 – Engadget Japanese