Stability Matrix を使い始めて、Fooocus とじゃれつつ w AUTOMATIC1111 Stable Diffusion WebUI の環境も、こちらに完全に移行しました。
特にトラブルなく移行はできて、便利に使っていたのですが、ある日、下記の「指問題解決?!」と言う言葉に釣られて、拡張機能を導入しようとしたところ…
生成AIグラビアをグラビアカメラマンが作るとどうなる?第16回:指問題解決!?Hand Refiner (西川和久) | テクノエッジ TechnoEdgeControlNet が導入できない!
上記、記事にある Hand Refiner を Stable Diffusion WebUI で使おうとすると、まず ControlNet がインストールされている必要があって、まだ環境を移行した際にインストールしていないことに気がついて、これをインストール…
AssertionError: extension access disabled because of command line flags
できない!あれ?!
ADetailer がアップデート出来ない!
いやいや、すでに環境移行時に、ADetailer や Ultimate SD Upscale もインストールしているし、ControlNet だけインストールできないなんて、そんなはずは…あれ? ADetailer も同じエラーが出てアップデート出来ない?
…と言うトラブルに見舞われました。
導入時にはできた拡張機能のインストールが、今はできない。ADetailer や Ultimate SD Upscale 以外の拡張機能はインストールしていませんし、他に余計なことはまだしていないですし…
command line flags の意味
「command line flags」?…この言葉の意味をよくよく考えると、一つだけ初期設定を弄ったところがありました。
CUDA が使える PC は我が家には一台しかなく、それはメインで使うデスクトップなので、それを Microsoft Power Automate for Desktop で Stable Diffusion WebUI を稼働させている間、触れないのは痛いので、普段は、メインのデスクトップで Stable Diffusion WebUI を起動だけして、Power Automate を使った実際の処理は別のノート PC から行っています。
このため、 Stable Diffusion WebUI の起動時に「–listen」というオプションだけ加えて、起動した PC 以外からも WebUI を呼び出せるようにしています。
試しにこのオプションを消して起動させ、拡張機能をアップデートしてみると…普通にできました。もちろん、ControlNet も新たにインストールすることでき、一件落着!
…なんですが、docker で Stable Diffusion WebUI を動かしていたときは、常時、このオプションが効いているはずなんですが、こんなトラブルには遭遇しなかったなぁ… Stability Matrix の AUTOMATIC1111 Stable Diffusion WebUI パッケージ固有の問題と思われます。
で、Hand Refiner ってどう?
蛇足ですが、Hand Refiner 試してみましたが、元記事にもあるように 512×768 サイズでないと利きにくい上に、拡大時に ADetailer を顔に利かせられない。おまけに、深度の取りにくいイラスト系にも?で、使いどころに迷います。
ちなみに、この記事のアイキャッチは、Hand Refiner とはまったく関係ない w ですが、Stable Diffusion で生成した縦長の絵を切り抜いて、Photoshop の生成塗りつぶしでアイキャッチとしていい横長のサイズに補完してもらいました(主に左右の羽の部分)。明るさも調整し、生成塗りつぶしの威力を感じられる Photoshop 万歳!な絵になったのでアイキャッチにしてみました ^^
元絵はこれ。
これからも Stable Diffusion な記事には、できるだけ生成した絵を付けていこうと思いますが、記事とは無関係な場合が多々あります。ご了承ください。