スプリンターズステークスは、驚きの連続でした。
メイケイエールの失速は、そんな事もあるだろうと思っていましたが、道中完全に力んで、最後の直線は完全にガス欠していたように見えました。間隔が詰まっていた事もありますが、この馬の場合、間隔を空けた方がいいのでしょう。
それより勝ったジャンダルムです。母 ビリーブという血統的な面も含めて、マイル以下の方がいいと思っていましたし、スプリントでも GI の取れる器だと思っていましたが、いざ GI 取りになると、出遅れたり、展開が向かなかったりで…さすがに 7 歳、もう無理か…と思っていた矢先に、抜群のスタートから全ての歯車が噛み合った完勝。逆に、全ての掛け違えたようなナムラクレアと合わせて、驚愕でした (_ _;A
気を取り直して、秋二戦目。今週は秋華賞。
なんと言っても、史上七頭目の牝馬三冠なるか?と言うところで、二冠馬 スターズオンアースに注目でしょうが、なんと言っても休み明けぶっつけ。
スターズオンアース自身、叩き良化型だと思っていて、かつ、二冠を制したとは言え、絶対的な力の差は見いだせず、今年の三歳牝馬路線はまだ混戦だと思っています。
ひとまず、オークスからのぶっつけになるナミュールと合わせて、全幅の信頼は置けないかと…
おそらく、サウンドビバーチェ当たりがハナを主張し、前進気勢が強いローズステーク馬 アートハウスを前に見て、紫苑ステークス馬 スタニングローズ、その後ろにスターズオンアースにナミュールが、中団以下という展開になりそうな気がしますが、スタニングローズがこれだけ注目されていて、その前走戦でクビ差の接戦だったサウンドビバーチェが目立たないのが不思議…
どの馬にもチャンスはあると思っていて、そうなると阪神内回りの 2000m では枠順に大きく左右されそうな…そんな方向性で、思考をまとめています。