桜花賞、オークスとスターズオンアースが二冠を制し、三冠なるかという今年の秋華賞ではありますが、オークス後に骨折が判明、休み明けぶっつけで挑むと言う事も含めて、他馬とはまだ決定的な差はないと考えています。
対するトライアル組ですが、あれだけ折り合いに苦労して、上がり 3F 34.5 で上がったアートハウス相手に、まったく歯が立たなかったローズステークス組に、勝ち馬以外は用はないでしょう。
ローズステークスと比較して、タイム的にはほぼ 1 秒遅かった紫苑ステークスを勝ったスタニングローズは、休み明けでも、楽に逃げたサウンドビバーチェをきっちり捕まえ、トライアルとしては上々の内容だったように思います。
今回もサウンドビバーチェは行きたいでしょうが、他にも先行したい馬が多数いるので、平均ペース以下で流れる事はないでしょう。となると、アートハウスは、前走より折り合いが楽になるかも知れません。どちらにしろスタニングローズも前で折り合える馬なので、この二頭を見る位置で、二冠馬スターズオンアースと言う展開になるのかなと。
◎ スターズオンアース
○ スタニングローズ
▲ ストーリア
△ アートハウス
△ ナミュール
スターズオンアースの三冠に期待します!ということではなく w 、調教は確かによく見えましたが、休み明けにしてはよく見える程度で、二冠馬の貫禄というか圧倒的能力を感じるほどではありません。ですが、なにせ馬券圏内を外したことがない馬なので、動ける状態で、他に突出した馬がいないのであれば、軸には最適化と (^^)b
三冠阻止の先鋒はスタニングローズです。有力馬では最内に入りましたし、阪神内回り 2000m で先行できるなら内枠が有利。スターズオンアースが上手く馬群を捌けない、その時はオークスのリベンジがあっていいと思います。
穴で狙うのは未勝利から三連勝で抽選を抜けてきたストーリア。スタニングローズよりも内に入って、前につけて、切れる脚もある。しかも、鞍上は先週、土日重賞を連勝した松山 騎手。運は間違いなく持ってる気がします。唯一の不安はこれが初めての右回り。逆に、左回り以上の脚が使えれば…と期待しております。
アートハウスはやはり目標にされそうなのと、こちらもぶっつけのナミュールは確かに馬体は良くなっているようなんですが、春のあの切れる感じが、もう一つないような気がして…二頭出しは人気のない方を…とも言いますし…
一応、手を広げずここまでで馬券を考えようと思いますが、これまで輸送競馬でまったくいいところのないライラック、大外に入ってしまったプレサージュリフトは、パドックでじっくり見て、ひょっとすると加えるかも知れません。