まさにレモンポップ様々でした。
昨年の覇者 カフェファラオも、昨年のチャッピオンズカップ覇者 ジュンライトボルトも不在の中、前哨戦で強い競馬を見せたレモンポップに、拮抗することができると思われたギルデッドミラーも、直前に電撃引退するという状況で、もうレモンポップを疑い始めると、予想の収拾がつかないと思った一戦。
期待していたメイショウハリオが出遅れたときは、一瞬、愕然としましたが、それでも前でレモンポップが横綱相撲を見せ、後方から上がり最速の脚を使ってレッドルゼルが、それを追うようにメイショウハリオまで上がってきてくれて、今年の GI 開幕戦快勝という最高の結末を運んでくれました。
今年はいいことがありそうな気がする (*^^*)
…と、気分上々で迎える初の GI 初戦、高松宮記念が今週行われます。
なんと言っても、強い四歳世代から、前哨戦シルクロードステークスを、圧巻の末脚で差し切ったナムラクレアに、同レースで負けはしましたが、トウシンマカオもまだまだ見限れません。さらに阪急杯を勝って 4 連勝で迎える上り馬 アグリという新星まで登場しましたし、ウィンマーベルも重賞勝ちこそありませんが、昨年のスプリンターズステークス 2 着馬、侮れません。
普通に考えれば、この四歳世代に、すでに重賞を 6 勝もしている能力は間違いなく一級品 メイケイエールを加えて、これらが中心と思いますが、やはり注目は一昨年前、三歳時にスプリンターズステークスを制したピクシーナイト。
阪急杯を叩く予定でしたが、歩様が乱れて、ぶっつけに…しかも 1 年超ぶりの実戦。普通に考えれば、苦しいと言わざる得ないのですが 2 年前は、ダノンスマッシュやレシステンシアなど、明らかに昨今よりレベルが高かったスプリント路線で、それら古馬を敵に回して、完勝した能力は、今なら一枚以上上かも…
ピクシーナイト、奇跡の復活!
見てみたいと期待する気持ちもありますが、ここはクールに、まずは今週の追い切りで、じっくりと見定めたいと思います。