ドゥデュースの重馬場適性を疑っていなかったわけではないですが、適性という意味では「鬼」がいた。そんな宝塚記念でした。
ドウデュースが外に出せずにもがく中、前目につけて早々に勝ちに行ったベラジオオペラとプラダリアを外からぶち抜いたのは、不良の皐月賞で異次元の末脚を見せたソールオリエンス、それをもぶち抜いて魅せたブローザホーン。
そんな大荒れの宝塚記念でしたが、馬券内には 6 着 ドゥデュースまで全て絡めていたのですから、ワイドでかする以上の馬券が獲れないわけではなかったところが悔しいところです。
この悔しさをバネに、さぁいよいよ 2024 年 GI 後半戦です。
開幕は電撃 6 ハロン、スプリンターズステークス。
注目は、再度来日してくる高松宮記念 3 着 ビクターザウィナーかと。
あのどろんこ馬場の中、初めての左回り、内有利でありながら真ん中の枠から果敢にハナを主張し、最終的には 3 馬身差は付いたものの、力は十二分に魅せた高松宮記念。
今度は鞍上にマジックマン J. モレイラ騎手を確保し、今度は右回りの中山。おまけにパンパンの良馬場にはなりそうにないところもいい。枠順次第では今度こそ香港スプリント界のレベルを見せつけるのではないかと。
これに対するは、春のチャンピオン マッドクールに、ディフェンディングチャンピオン ママコチャ、サマースプリントシリーズを制した新星 サトレーブに、前哨戦 セントウルステークスを勝って初めてスプリンターズステークスに挑むトウシンマカオと、なかなか骨っぽいメンバーが集まっており、枠順も大きな明暗を分ける鍵になりそう。
調教もしっかり確認して、まずは秋初戦、勝ちに行きたいと思います。