まずは桜花賞馬 ステレンボッシュと、オークス馬 チェルヴィニアに甲乙をつけるとすれば、チェルヴィニアを上に見ました。
桜花賞を惨敗しているため、右回りを不安視する声があるようですが、桜花賞は右回りと言うより、久々の上に、直線で揉みくちゃにされた方が影響が大きく、それも久々のため、早めに仕掛けられなかったことが原因だと思っています。調教も良かったですし、この二強での決着なら、大きく後れをとるようなことはないでしょう。
対して、ステレンボッシュですが、併走したミアネーロが余りに手応えが良かったので、正直、見栄えは良くなかったですが、タイム的にも問題はなく、欲を言えばもっと鋭く反応して欲しかったくらい。馬体重が 20kg も増えているらしいので、いい意味でどっしりしてきたんだと思います。
さて、この二頭に付け入る隙は…というと、チェルヴィニアは桜花賞は栗東滞在だったので、初の長距離輸送になることでしょう。対して、ステレンボッシュはあのもう一つの反応がレースにどう影響するか？
この二強が、牽制し合うと、前で競馬をする馬に有利に思えますし、同じような位置で競馬をしても、叩いてきて反応の良さで上回ると言うこともあり得るでしょう。
◎ チェルヴィニア
○ ステレンボッシュ
▲ コガネノソラ
△ ミアネーロ
△ クイーンズウォーク
× クリスマスパレード
× ボンドガール
前評判は余りよくないのですが、コガネノソラは調教も良くみえましたし、小回り向きだと思うんですよね。
あとはクリスマスパレード。紫苑ステークスは馬場に助けられた論が大勢を占めますが、助けられただけであのタイムは出ないでしょう。明日はおそらく良馬場、京都も結構、まだ馬場いいですよ…
クイーンズウォークはローズステークスは結局、何に勝ったという相手関係でしたし、調教も悪くは見せませんでしたがそれなりでしたし、何より枠がちょっと内すぎるかな…枠順で言えば、ミアネーロも。
そういう意味ではボンドガールはいい枠な気がするのですが、今までで一番調教がぱっとしなかったんですよね…馬場の影響だといいんですが…
他に気になっているのは、二強より前で競馬をしそうなタガノエルピーダとアドマイヤベル。ただね…強調できる材料が…と言うことで入れ替え候補とします。
荒れる要素はあると思います。が、自力勝負になって固く決まっても、そうでしょうね…と思える力関係。
これ以上は手を広げませんが、当日の馬場と、パドックをしっかり見てから最終結論に持っていきたいと思います。