何というか…すごいレースでした。絶対主役だと思っていたレガレイラではなく、勝ったのは昨年の秋華賞以来勝ち星がなかったスタニングローズでしたが、主役は間違いなく川田 将雅 騎手でした。
正直、レガレイラがスタート決めたときは、これで決まったと思いました w
が、一本かぶりの人気を集めていたレガレイラを、最終コーナーでしっかり蓋をして、外に出させなかったことが、結果として不完全燃焼で終わらせた要因であることは確かで、なおかつ近走リステッドですら勝てずに人気を落としていた 12 番人気のラヴェルを 2 着にまで持ってくるのですから、これで勝っていればワンマンショーでした。
おかげさまで、馬券的にも完勝とはならず、三連複を買っている分、獲って損。が、この難しいレースを完敗とならなかっただけよしとしましょう。
今秋のマイルチャンピオンシップですかっと勝つ!
一つの焦点は 13 年ぶりに参戦する外国馬 チャリンの取捨選択でしょう。今年マイル GI を 3 勝もしているこの英国馬、気になるのはジャック・ル・マロワ賞で 1 分 33 秒台というタイムで勝っていること。あまり欧州のマイル戦で聞いたことのないタイムです。ちなみに四半世紀も前の話ですが、タイキシャトルの勝ったときのタイムは 1 分 38 秒台。
前走は、重馬場でクイーンエリザベス 2 世ステークスを勝ってますし、馬場は不問でスピードもあるおまけに鞍上は R. ムーア騎手。
要注意…なんですが、ちょっと注目を集めすぎてるところが気に食わない w
もう一頭の注目馬、エリザベス女王杯連覇ではなく、マイル GI に矛先を向けてきたブレイディヴェーグ共々、しっかり自分の目で見てから、考えたいと思います。