ドウデュースか否か?賛否両論はあるかも知れませんが、これが今年の有馬記念の一つの争点と思っていました。それが、20 日の金曜日になって、出走取り消し、引退式も中止となりました。
一転、混沌としてきた今年の有馬記念。
昨年はタイトルホルダーという確固とした逃げ馬がいて、かつまたスターズオンアースが思い切って前に行ったこともあって、隊列は比較的長くなりましたが、行きたい馬がいない今年はあんなことはないと思います。
中山の短い直線をできるだけロスなく回り、最後の瞬発力勝負になるのではないかと予想します。
幸い有力馬のほとんどが真ん中より内に入り、飛び抜けた馬がいないように思えるので、こうなると外は絶対不利。
この条件を考えると、アーバンシックが前日オッズ 1 番人気になっているのも頷けます。この距離でもやはり早い上がりが使える馬が上位人気を占めており、長くいい脚を使うタイプは人気を落としているように見えます。
ただ二番人気の今年のダービー馬 ダノンデサイルを高く買う人も多いようですが、あの菊花賞を見てしまうと、小回りでごちゃつきそうな今回も二の舞が非常に怖い。ベラジオオペラは切れる脚が使えるタイプでもないですし…そう考えると…
◎ アーバンシック
○ スターズオンアース
▲ レガレイラ
△ ローシャムパーク
× ベラジオオペラ
× ダノンデサイル
× プログノーシス
× ジャスティンパレス
究極の瞬発力勝負になるとみて、牝馬特有の切れ味が効いてくるレースになると、ここは川田 騎手がプログノーシスではなく、スターズオンアースを選んだことを重く見ます。
ダノンデサイルもアーバンシックに匹敵する切れる脚は使えると思うので、パドックの気配次第ですが、上位四頭にダノンデサイルを加えて、ワイドボックスで勝負するかも知れません。
正直、調教でよく見えたのはベラジオオペラとジャスティンパレスです。ただ、ベラジオオペラは距離に不安が、ジャスティンパレスはでスタートが良くないので評価を下げました。プログノーシスについても、最大の懸念点は距離です。
このメンバーで上がり勝負になると完全に当て物なので、もし逃げるとなると怖いのがベラジオオペラとダノンデサイル、そして、押してでも離して逃げたときのディープボンドです。
ベラジオペラとジャスティンパレスの調教がよく見えたと言いましたが、いつももっさりした感のあるディープボンドとしては過去イチよく見えました。もし、逃げたら…ちょっと面白いかもと思って、複勝馬券を握っておくことにします w
ここで勝つ!有馬良ければ全て由!今年こそはこれで締めて、ホープフルは肩の力を抜いて打ちたい w 心底、そう思っています。