Ellinikonblue.com Weblog

夢は夢のまま終わらせない…

Posted on Feb 25, 2005 at 13:21

PDA はどこへゆく?

「 ソニー、クリエの新機種投入を終了」PC Watch より)

 とうとう ソニークリエ まで撤退を表明し、 結局、Zaurus が勝ち残ったと言う気もしませんし、 Windows Mobile 系が 制覇したという気ももちろんしません。 日本の PDA 市場全体が、地盤沈下というか沈没しているようです。

 個人的には Zaurus を使っているのですが、 一般的な日本人って個人情報管理って何を使っているんでしょうか?
 欧米では PDA の機能が携帯電話と融合すると言う傾向が、 去年あたりから個人的にも強くなってきている感じを受けていて、 PalmOneMicrosoft も それを意識した OS の改良を続けているようです。
 が、おそらく日本ではこの方向性はここ二、三年はないかなと 個人的には思っています。 と言うのも、日本の携帯電話市場というのは、 日本固有のバックマージンによるビジネスモデルが確立していて、 あまりに完成度の高くユーザの端末切り替えが起こりにくくなるような端末、 もしくはその機能のインプリメントは、売る側(小売り店)に 受けが悪いからだと思われます。
 また PC も日本の場合、バッテリー性能が良く非常に軽い プロダクトとして完成度の高いものが存在するので、 PDA 的なツールが必要な人間は、超軽量 PC で代用してしまっている 傾向もあるのかなと考えられます。

 携帯電話も PDA も PC も使っている人間からすると、 確かに PDA の機能は携帯もしくは PC どちらかに吸収されるのが ベストかなと思いますが、日本の現状では PDA を捨てるとすると、 その機能を PC 側に依存するしか選択肢がなく、 それは現段階ではちょっと思い切りがいる決断である気がします。

 IntelMicrosoft などがフォームファクタとして 考えているノート PC にサブディスプレイをつけるというのも、 「 PC の PDA 化」の方向の一つかなぁとも思います。 一方で、携帯電話に PDA の機能をフルインプリメントするのは、 海外製品を見ると少々無理があるようにも思えます。 また、すべてを何か一つでまかなうということはおそらく無理でしょう。
 PDA 機能のフルインプリメントは PC 側に行って、Bluetooth などの 近距離無線技術を使って、閲覧機能を重視したサブインプリメントを携帯側に行って、 双方をリンクすると言うのがいいのかなぁ… そんな製品、どこかのメーカ様つくってもらえません? 企画を書けと言うのなら考えてもいいですから(^^;;;>
Posted on Feb 20, 2005 at 00:13

デジカメ購入候補 2 : Panasonic LUMIX DMC-FX2

「 松下、DMC-FX7 に新色グロスルージュとパールホワイトを追加」デジカメ Watch より)

 実は前回、Canon IXY Digital 320 を 購入したときも、PanasonicLUMIX DMC-FX5 と迷った挙げ句の選択でした。前モデル DMC-FX5 のヴィーナスエンジンは、室内でオート撮影したときのサンプルのどれを見ても 「このモデル、体調大丈夫か?」と思うほど肌が青白く写るので、 これを受け入れられなかったため、結局、どういう条件下でも無難な絵を作る IXY Digital 320 に決めたわけです。 この問題は、もしかしたら多少設定なり、撮影機材を用意すれば、 ある程度解消できたかもしれませんが、 銀塩で撮るときはあーでもないこーでもないと凝って撮ることが多いので、 デジカメで撮るときくらいは何も考えずにシャッターを切りたいというのが、 デジカメ選びの基準だからです。
 今回もこの基準は変わっていませんが、新しい LUMIX FX2/7 の ヴィーナスエンジン II になってから、絵作りが完全に変わりました。 どういう照明条件でも自然な絵になったように思えます。 少々マゼンダが強いように思いますが、 全体的にクールな絵作りだと思えば許容範囲です。

 こうなってくると LUMIX FX2/7 の 以下の機能が気になって仕方なくなりました。
  • 光学式手ブレ補正ジャイロ
  • オートブラケット
 まさに個人的なデジカメ選びのコンセプトである 「何も考えずにシャッターを切る」ための補強機能だと言えます。

 だからと言って、すぐに LUMIX FX2/7 に決定!と ならない理由もあります。
  • 充電池の持ちが悪い
    これは評判を聞くとそうらしいです。
  • 光学ファインダーがない
    今でも軸足は銀塩なので、デジカメでもファインダーを覗いて写真を撮りたい人です。 「一眼でもないのに光学ファインダーに意味はあるのか」と言われそうですが、 ないよりあった方がいいように思います。 それにあれば、先述の充電池のが残り少なくなったときも、 液晶ファインダーを消すなどして対処できると思うんですが…
  • コントラストの高い絵を撮ると、影の部分にノイズがのりやすい
    いくつかのサンプルで確認できました。気のせいかもしれませんが FX7 の方が 画素数が多いためか顕著で、選択の対象を FX2 にしている理由でもあります。
 今春のタイミングで、モデルチェンジもあるかと思ってましたが、 FX7 に 新色が出た時点でないと判断して、購入対象を FX2 に絞りました。
 しかし…IXY Digital も捨てがたい。。。うーむ…悩む悩む。

-----
 長々と書いてきましたが、実はもう答えを出しました。
 既に Amazon.co.jp に発注してます。 どちらを選んだかはまた後日…
パナソニック LUMIX FX2 シルバー DMC-FX2-S
( パナソニック(Panasonic) )
¥20,000
Posted on Feb 19, 2005 at 10:31

デジカメ購入候補 1 : Canon IXY Digital 40/50

「 キヤノン、曲面デザイン採用の『 IXY DIGITAL 600 』」
「 キヤノン、500万画素CCD搭載の『 IXY DIGITAL 55 』」デジカメ Watch より)

 これまで銀塩で EOS 100QD 、デジカメで IXY Digital 320 と言うように、 根っからの Canon 派であるので、 一番そつがなく見えるデジカメはこのサイズだと、今でもやっぱり IXY Digital だったりするのです。
 賛否両論あるみたいですが、DiGIC II の作る絵は、 個人的にはこのサイズのデジカメの中ではもっとも好ましく見え、三倍光学ズーム、 300 万画素以上の CCD を搭載して、 2 インチ以上の液晶を搭載しながら光学ファインダーもあり、 銀塩一眼時代から使ってる人間にとってはもっとも自然な操作体系と、 非の打ち所を見つける方が大変です。人に「デジカメどれがいい?」と聞かれたら まず間違いなく IXY Digital を薦めます。
 しかし、これは裏を返すと個人的におもしろみのない機種であると言うことでもあります。 それでも、もうぼちぼちモデルチェンジかと思い待っていたわけですが、 今回のモデルも「ん?」と目をとめるような新機能はどうやら搭載されなかったみたいです。
 普段から使うものには危なげないものを選んだ方がいいとは思うのですが、 デジカメも二代目ということでちょっと冒険もしてみたい気持ちが非常に強いのです。
Canon IXY DIGITAL 50 IXYD50
( キヤノン )
¥11,800
Posted on Feb 18, 2005 at 00:09

デジタルカメラをもうぼちぼち

 デジタルカメラの新調をもうぼちぼち本腰を入れて考えないと いけなくなり始めました。
 年度末になって、本職で使うだろうと想定されるシーン (現場調査や構築終了時の完成図書用資料作成など)が増えてくると言うのも、 差し迫っている理由ではあります。
 しかし、それより大学時代から長年使ってきた銀塩一眼レフ Canon EOS 100QD (どんな機種だったか興味のある方は こちら で)のシャッターが上がらなくなり お亡くなりになってから、とりあえず同じく CanonIXY Digital 320 を 購入して、それも手元から消え、一時に比べると 写真を撮る機会自体が減ったとはいえ、 それでもまともに使える 「自分のカメラがない」 と やはり落ち着かないというのが最大の理由です。

 今年中には銀塩一眼も買う!という願望というか目標もあるので、 購入するデジタルカメラの条件は
  • 光学三倍以上のズームを搭載し、CCD は 300 万画素以上で小さく軽いこと
  • 可能な限り直方体に近く、本体フォルムに妙な凹凸がないこと
  • SD メモリを記憶媒体として使うこと
細かいことを言い出すときりがない(というか該当機種がなくなる)ので、 譲れないのはこれくらい。

 と言うことで候補となった機種は以下のとおりでした。  この中から CASIO EXILIM Z55 が早々と候補から脱落。 理由は複数のサイトで確認した実写映像があまりにも黄みがかっている上、 安物のフィルムに写したように全く色の深みが感じられなかったからです。

 残り二機種ですが、さてどちらにしようか…ものすごく悩んでいます。
Posted on Feb 16, 2005 at 09:43

Internet Explore 7.0

「 MS が方針転換、IE 7.0 を SP2 向けにリリースへ」ITmedia より)

 Longhorn までないと言われていた Internet Explore の メジャーバージョンアップに向けて、 どうやら Microsoft が 重い腰を上げるようです。 公の場でのビル・ゲイツ会長の発言ですから間違いないでしょう。

 実際、よく言われるように Firefox の 猛追でお尻に火がついた…とは思いませんが、 Longhorn に関して漏れ伝わってくるニュースは、 リリースが遅くなっても早くなることはない、 予定されていた機能が減ることがあっても増えることはないとか言うマイナス方向ばかりで、 そのニュースのひとつとして Longhorn の目玉と思われた機能が、 またスピンアウトしたってとこでしょうか。
 一般世間だけではなく、Microsoft 社内でも 「 Longhorn を待っていられない」 雰囲気が 蔓延しているような気がします。

 記事を読むと、セキュリティー関連機能の強化が主になりそうですが、 それだけではないでしょうねぇ。おそらく…いやそう思いたい。
Posted on Feb 16, 2005 at 00:32

1TB って…

「 goo ブログ、ディスク容量を無料版で 3GB 、有料版で 1TB に拡大」Broadband Watch より)

 ポータルの巨人 Yahoo! Japan まで ブログツールを提供 し始め、 いよいよパイの拡大とともに、その奪い合いも激化してきたようで、 livedoor Blog に続き、 goo ブログも ディスク容量の拡大を発表しました。
 その容量、最大でなんと 1TB !…って、あなた。。。 サービス合戦と言うか、子供のけんかみたい (^^;>

 うちのような花のないブログでは一生使い切れない容量だな…
Posted on Feb 14, 2005 at 00:04

Bloglines …結構いけます

「 Ask Jeeves 、 Blog 向けフィードサービスの Bloglines 買収」
「 Ask Jeeves 、 Bloglines 買収か」ITmedia より)

 今、何かと話題の Bloglines ですが、 個人的に遅まきながら最近使い始めました。

 一時、Thuderbird に RSS 対応機能が実装されたときに、 これをメインにちょっと考えたのですが、今更、長いこと使っている メールクライアントを Becky! Internet Mail v2 から 移行する気にならず、 また POPFile との 組み合わせでスパム対応もしてしまった後だった事も手伝って、 結局、本格的に使う気になりませんでした。

 そんな矢先、最初はレスポンスを危惧したウェブサービス型への疑問もあったのですが、 Bloglines で日本語対応が始まって、 よくお邪魔させてもらっている hail2u.netyukiakari::Notebook からの影響もあって 使い出してみたのですが、これが全然いけてました。
 まだ、活用ノウハウをご披露できるほど使い込んではいません (そもそも登録したサイトの購読目的にしかまだ使ってません)が、 これが RSS リーダーの個人的な標準になりそうな感じです。
Posted on Feb 09, 2005 at 14:32

XSAS Plain JP v0.1

 先般、PC Watch西川和久の不定期コラム 「 Blog サーバーの引越し(中?)」 の中で紹介されていた XSAS Plain JP に今、夢中です。

 アーカイブを解凍して XSAS を実行するだけで、 超強力な CMS(Contents Management System) である XOOPS2 が Windows PC 上で いとも簡単に動いてしまうと言うこのパッケージ。
 中身には PHP4/ Apache/ MySQL/ ActivePerl が含まれており、 上記の記事でも紹介されているように、ブログ管理システム sb をはじめとして、 PHP による Wiki エンジン PukiWiki などが、 この環境で苦もなく動いてしまう。 しかも、Windows で動作すると言っても、レジストリなどを汚さないので ほいほいフォルダごと、環境及びデータの移動が可能。
 これで、年の初めに導入した SFU3.5 とあわせて、 個人的な趣味、及び本職の業務で降りかかってくる問題の大半を処理できる 安全な検証環境をローカルに構築できたではないか!

 この環境で今、 blosxom を試しています。 これから我が PukiWiki サイトblosxom サイト ともに 地道なカスタマイズをはじめようかと考えていた矢先だったので、 これは作業効率が上がりそう (本職の方で活用する予定は今のところ考えてない(^O^;> )。
 くっついてた(失礼 (^^;;;> ) XOOPS2 はそっちのけ。 これは使える。
Posted on Feb 08, 2005 at 00:37

@homepage …だめだこりゃ

 @nifty@homepage にある 100MB というウェブスペースを活用しようと、 もうすっかり HTML のソースをごりごり書くと言うことから逃避し、 CMS にどっぷりはまりこんでる昨今、 @homepage にも何かつっこんでやろうと、 動かせる CGI の条件を調べていたわけですが。。。

 だめだこりゃ…煮ても焼いても食えん…

 perl が動くことはいいのですが、 標準的なものも含めて、ライブラリはいっさいなし。 ここまでは知っていたのですが、 FTP したときに見える cgi-bin ディレクトリと homepage ディレクトリへ、 実際、ブラウザからリクエストをかけるときの URL がまるっきり違う ( cgi-bin ディレクトリにアクセスするときは http://hpcgi?.nifty.com/***/~ へ、 homepage ディレクトリにアクセスするときは http://homepage?.nifty.com/***/~ へアクセスする。 ? および *** 部分はユーザごとに決められた数字および文字列) と言う事までは知らなかった。 セキュリティー対策だと思うんですが、何ですか?この仕様。。。 もちろん cgi-bin ディレクトリにおいたファイルはたとえ画像ファイルであろうとも、 ブラウザでは参照できないので、 スクリプト部分とテンプレート部分が完全に分離したものでないと、 安易には動作しなくなっています (そもそも cgi-bin ディレクトリのスクリプトから homepage ディレクトリの ファイルがさわれるかどうかとか細かいところは試してませんが… 触れんかったらいよいよ煮ても焼いても…)。

 sb を 試してはみたものの、全くだめ。
 どうもソースに手を加えないと動きそうもありません。 と言うわけで、実に簡単に挫折しました(^^;>
 しばらくこの 100MB のウェブスペース…放置ぷれー決定!
 何か有効な使い方はないものか。。。 このままだと最終的には単なるストレージになってしまいそうな気がする。 単に私の設定ミスであれば良いなぁと思ったりもするんですが…違うだろうなぁ。
Posted on Feb 06, 2005 at 23:34

ぶろっぐぴんぴん v0.92

 先般の writebackplus プラグインのトラックバック受信トラブルで、 いろいろ検索しながらサイトを巡っているときに、 話題に上がっているのを見て興味を持って手に入れてみました。

 うちのような Powered by blosxom なサイトの場合、 トラックバックの送信は blog.bluknews.net の wikieditish プラグインで実装されているものを使ってできても、 エントリの登録と同時に ping サイトに更新 ping を送信するって事ができないので、 当ブログの広報活動の一環として、このアプリケーションを使って、 手動でやってみようと思った次第です。 とりあえず、BlogPeople に登録しないと 手に入らないと言うことで、即登録。
 あとは ping 送信したいサイトを登録して、 「手動更新」を押すだけ。使い方は至って簡単。

 さて、効果のほどはというと、早速、Bulkfeeds: RSS Directory & Search に引っかかるようになりました。 さらなる効果を期待したいところです。(^^)