Ellinikonblue.com Weblog

夢は夢のまま終わらせない…

Posted on Jun 20, 2016 at 14:41

Windows 10 に移行しました

 Windows 7 以降のオペレーティングシステムの ライセンスを持っていれば、無償で Windows 10 に アップグレードできる期限 7 月 29 日がそろそろ迫ってきたので、自宅で使っているメインのデスクトップを Windows 7 から Windows 10 に 移行することにしました。

 これにあたって、夏のボーナス前でカードも使えたため、 マザーボードから CPU 、メモリーも安かったので思い切って DDR4 へ移行することにしました。
 ポイントやなんかもあって、4 万円くらいの投資で Skylake + H170 環境へ移行できました。

 これまで第 3 世代 Core マイクロアーキテクチャー (Ivy Bridge) の Core i5-3450 + H77 から、一気に第 6 世代 (Skylake) の Core i3-6300 +H170 へジャンプアップ…って、 i5 → i3 に落ちてますが、3 世代もジャンプアップすると、 結論的にはパフォーマンスダウンは感じませんでした。

CPU: Intel Core i5-3450 → Core i3-6300
M/B: ASUS P8H77-M PROH170M-PLUS

となりましたが、購入前から CPU には悩みました。  ただ、Core i5 は物理コアが 4 つと言っても Hyper Threading が効きませんし、 Turbo Boost が効くといっても、デスクトップで使う分には、 別に遠慮せずにぶんぶん回ってもらってもいいわけで、 i3 なら安価に高周波数で動作しますし、Hyper Threading でコアも 4 つにみえますし… 無理に高価な i5 にすることもないかなということで i3 に決めました。
 以前の Core i5-3450 でパワー的な不満はほとんどありませんでしたし。

 結論、Windows 10 ので環境構築が終わった段階での感想ですが、 以前よりスムーズに動くようになった気がします。
 ま、3 世代分のジャンプアップですし、純粋に i5 vs i3 の性能差ではないことにご注意下さい。

 少なくとも Ivy Bridge から Skylake へ移行すれば、パワーアップは十分感じられ、 Core i3 でもメモリさえ十分に積めば(今回は 16GB 積みました)、 Windows 10 はかなり快適に使えます。

 ま、実際に移行してみて、やっぱりいくつか「はまり」はあったので、 メモ代わりに次回以降、その話を一つずつまとめておきます。
Posted on Apr 13, 2016 at 22:42

Windows 10 で bash が動く?だからどうした!?

「 “Ubuntu on Windows” 搭載の『 Windows 10 Insider Preview 』Build 14316 が登場」窓の杜 より)

「 Windows で bash が動いた!」
 この文面だけみると、正直だからどうした?って感じで、UNIX 系オペレーティングシステムにおける コマンドインタフェイスとしてのシェルプログラムである bash というプログラムが動いたとしても、 コマンドセットも、ファイルシステムも違う Windows でそれが動いてもあまり意味を感じず、 ただ bash が動きさえすればよいのであれば、 これまでも Cygwin などでも動いていたはずです。

 問題はどういう仕組みで Windows で bash が動くかです。
 悲しいかな、そこにフォーカスを当ててこの事実を紹介している IT 系の記事はほとんどない中、 窓の杜 さま、さすがです (^^)b

 Windows 10 には、 すでに Hyper-V が機能として提供されており、また Hyper-V の方向性として、 Docker 互換のコンテナ技術を取り込むような 道筋も示されていたので、この技術を利用して、 完全仮想化で Ubuntu を 取り込むのだとばかり思っていましたが、違うようです。

 この Ubuntu on Windows とは、 システムコールをリアルタイムで変換してネイティブ実行するものらしく、 技術的には準仮想化、Cooperative Linux (coLinux) に近い実装のされ方をしているようです。

 ですので個人的に気になるのは、
  1. どの程度の速度で動作するものなのか?
  2. Ubuntu のパッケージ群は どの程度使えるのか?そもそも apt は使えるのか?
  3. ネットワークまわり、およびファイルシステムまわりの細かい実装
ま、要は使ってみなけりゃわからんと言うことで… (^^;

 特に気になる点は、上記に挙げた 2 つ目の点。
 ま、 X が動いて欲しいとまでは思わないですが、 Perl や PHP 、ruby などのスクリプト言語が一通りは動いて欲しいなぁ…最低でも (^^;A
 apacheMySQL / PostgreSQL が動いてくれるともう最高 (^^)b
新Linux/UNIX入門 第3版 (林晴比古実用マスターシリーズ)
林 晴比古 著
( SBクリエイティブ )
¥4,180
「 【速報】 Windows 10 の次期メジャーアップデート『 RedStone1 』が今夏提供へ」
「 Windows に Ubuntu の Bash がやってくる」
(以上、 PC Watch より)
Posted on Apr 10, 2016 at 23:47

NTT 西日本「モアテレビ」、何かいろいろと惜しい (^^;

「 NTT 西、壁挿し Wi-Fi チューナを使ってスマホで地デジ視聴『モアテレビ』」
「 DX アンテナ、スマホで地デジをワイヤレス視聴できる壁挿し Wi-Fi チューナ」
(以上、 AV Watch より)

 以前、見かけた DX アンテナ 製の メディアコンセントがやっと商品化されたようです。

 NTT 西日本 の ショッピングサイト West-V での 先行販売直販価格は 8,980円(税抜)とかなり魅力的な値付けもされています。

 お値段のことを考えると、録画できないのはまぁいいとして、 「マルチスクリーン放送協議会」なる団体が提供するアプリを利用するのに、 今のところ、対応 OS は Android 4.4 以降と iOS 8.x 以降って、 マルチスクリーンという割には Windows にも Mac にも対応しておらず、 また DX メディアコンセント一台につき 1 クライアントしか見られないとなると、 きっと大家族だとけんかになること間違いないですね d(^^;

 何か本体の半分くらいのサイズの AC アダプタが外付けになっていたり、 いくつか残念感をぬぐいきれないところがありますが、 ま、第一世代の製品ですからね。これからに期待ですかね?
# どう考えても本体をアンテナ端子に直差しにするより、 電源を内蔵して本体から同軸伸ばす方がスマートだったと思う…

 正直、録画とか多チャンネルとかいらないから、お手頃価格で 目の前のスクリーンに TV が映るようにして欲しいって需要は結構あると思いますよ。

 が、しかし…

 個人手にはもう nasne 買っちゃったよ orz
 Windows でも Andorid/iOS でも使える nasne めちゃくちゃ便利だからなぁ…
 ライバルは手強いです ^^;
nasne 1TBモデル (CECH-ZNR2J01)【メーカー生産終了】
( ソニー・インタラクティブエンタテインメント )
¥17,500
Ellinikonblue.com Weblog
「 PC にも是非対応を…>メディアコンセント」
「 まずは nasne を買いました」
Posted on Mar 30, 2016 at 23:55

もっといい GUI な Git クライアントを使えば、きっともっと…

「 分散型バージョン管理システム『 Git for Windows 』 v2.8.0 が公開、1 件の脆弱性を修正」
「 クロスプラットフォーム対応の無償Gitクライアント『 Axosoft GitKraken 』が正式版に」
(以上、 窓の杜 より)

 一応、GitHub にアカウントは持っていて、 git というものの必要性および便利さは理解しているつもりではありますが、 熱心にメンテナンスしているとは口が裂けても言えず、 Mac の GitHub Desktop で ごくまれにメンテナンスする分には不便は感じないと言えば嘘になりますが、 どうすればその不便が解消できるかの知識を身につけるモチベーションが湧いて来るほどではありません。

…今、このあたりです (^^;>

 もっといい道具(クライアント)を使えば、もっとできるんじゃないか?やる気になるんではないか?。。。 えぇ、できない子がよく抱きがちな妄想です (_ _;>

 GUI な Git クライアントでも、 Git for Windows のような ストロングな感じはすぐくじけそうなので、 Axosoft GitKraken はいいなぁ… Electron な感じも、 今の自分の中のブームで、またそのために Mac や Windows や Linux ででも同じものが使えるというのは、 非常に魅力的。。。

 でもメニューが日本語化されてないのは…やっぱストロングだなぁ… (^^;A
Posted on Mar 29, 2016 at 23:41

Portable な Atom

 最近はすっかり Mac でも Windows でもことによっては Linux でも同じものが使える Atom がメインのテキストエディタとなっておるのですが、 パッケージやテーマ、設定まで、複数の Windows PC や仮想マシンで、同一環境を維持するのが やっかいで PortableApps はないのか! と探してみると Forum にβテストのものがあって、最初はそれを使っていました。

 ところがこのパッケージ、待てど暮らせど正式版になる気配がないどころか、 開発が進んでる気配も感じられないので、やめました。
 他にないのかと探したら、なんと PortableApps フォーマットで 別のパッケージがありました!

 こちらのパッケージは 3 月 29 日現在、v1.5.4 、 本家 Atom の最新版が v1.6.0 の現在ですから、 かなり追随性もいい (^^)b

 現在こちらを使用中で、HP Pavilion x2 10 でも問題なく、 また Emmet のパッケージが使えなかったことくらいで、 数は多くないですが普段常用しているパッケージなども問題なく使えています。

 正式に PortableApps から リリースされているパッケージではないので、アップデートはまだ自力でやらねばならないので… えぇ、これは自分用のブックマークです (^^;>
Posted on Mar 06, 2016 at 22:20

Rumix 2 更新: Ruby 2.2/64bit 対応!

「 『 Ruby 』を Windows 環境へ簡単導入できる『 Rumix 2 』が更新。 『 Ruby 2.2 』に対応」窓の杜 より)

 Windows で SassCompass を動かすためだけに、 Ruby を動作させるため、 ずっと Rumix 2 を 利用させてもらっています。

 自力で無理くり最新版の Ruby を 最新版に置き換える手法を編み出していたのですが、 今回の更新でそんな努力もせずにすみそうです。

 昨今、自分が環境を整備できる PC に関しては、 動作可能であれば、64bit 版のオペレーティングシステムを使うようにしているので、 64bit 版のパッケージも用意されたことはうれしい限り (^^)b

 ここ に Windows で SassCompass を使うために、 より便利に Rumix 2 の環境を整える方法を、 過去にまとめてありますので、ご入り用の方は、このアップデートしたタイミングで、 一度、お試しになってはいかがでしょうか (^^)/ Ellinikonblue.com Weblog 「 Rumix2 の Ruby を 2.2.0 系にアップグレードしようと考えた」
Posted on Feb 29, 2016 at 23:15

Raspberry Pi 3 の登場で再び再燃するか!?

「 無線通信機能を搭載した『 Raspberry Pi 3 Model B 』」 ~ Cortex-A53 搭載で前モデルから 50% 性能向上、64bit 対応 ( PC Watch より)

 長らく話題にあげていないですが、 決して飽きたわけではなく (^^; 、Raspberry Pi 2 は 今でも便利に(ごくたまに)使っています (^^;A  ただ Raspberry Pi 2 を使っていて、 一つは無理くり導入した Fedora 21 Xfce spin が 腐ってしまったので再度環境を作り直すことと、 もう一つ、まじめに OpenELEC を 使って環境を作り込みたいのと、どちらに力を入れて遊ぶかを悩んで、 もう一個 Raspberry Pi 2 が欲しいなぁ… と思案しているところで、私事でドタバタが始まって、そのまんまになっていました。

 あれから時が経って、ずいぶん Raspberry Pi 2Fedora も導入しやすくなっているみたいで、 3 がでるなら、これを買ってやりたいことをこつこつもう一度やってみようかと思っています。

 無線 LAN などの無線通信機能が充実したことが、今回の 3 の目玉の一つになっているらしいので、 3 を買ったら、こちらに OpenELEC を 入れて環境を作り込んでみたいなぁ…と妄想しています。
# 個人的にはギガイーサーに対応して欲しかったですが… 特に記載がないところから推察するに、おそらく 100Base でしょう。

 技適の関係で、実際に日本で手に入りやすくなるのはもう少し先のようで、 個人的にまだばたばたしているのでちょうどいいかと、楽しみにしています。

Ellinikonblue.com Weblog 「 Raspberry Pi 2 をもう一個買おうか迷ってます」
Posted on Feb 07, 2016 at 22:29

HP Pavilion x2 10 、あのあと実は…

 年末に購入した HP Pavilion x2 10 ですが、 購入当初からスリープから起きずにリセットがかかる現象に悩み続け、 HP のサポートに相談したところ、 「一度、工場出荷状態に戻して欲しい」と言うことだったので、 実際にファクトリーリセットの手順を踏んで、 Windows 10 のセットアップが始まったところで、 別の異変が…キーボードが効かん!タッチは当然、タッチパッドすら効かん! orz

 これでは、工場出荷状態に戻しての切り分けどころの騒ぎではないので、 なんとか Windows 10 のセットアップだけでも 終わらせることはできないものかと考えあぐねた結果、 Pavilion x2 10 の場合、 ディスプレイ側に USB ポートがあるので、ここに外付けの USB キーボードを繋げば… と考え、実際にやってみると入力できた!!…つけた外付けの USB キーボードではなく、 付属のキーボードで…ん!?っと思って、外付けの USB キーボードをはずしてみると、 付属のキーボードの入力も不能に…なんでやねん!!! orz

 さらに新しい不具合を発見してしまい、ことの顛末を持って HP のサポートに泣きついたところ、 メーカー修理で引き取っていただけることになりました。

 年明け直後に引き取っていただいたのですが、その後、 2 週間音沙汰なく、 どうなったかと問い合わせてみると「今日パーツが届いたので、二、三日中には出荷できると思います」と言われ、 そっからさらに 1 週間音沙汰なく、再度問い合わせてみると「昨日出荷しました」という そば屋対応の末、やっと戻ってきました (^^;A
Image:Computer/20151207HPPavilionx2-10.jpg
 修理内容はシステムボードの全交換、初期不良だったで間違いないでしょう。
 さぁ今度こそ、使えるようにセットアップするぞ!と意気込んで、 電源を投入してみると、いきなり Windows 10 が 立ち上がり、ユーザー名には燦然と「 hp 」の文字が…
 修理後テストするのはいいけど、ちゃんと工場出荷状態に戻してから、 返却しようよ… orz

 そんなすったもんだがあり、ファクトリーリセットを再び実施して、 セットアップ時にもキーボードが効くことも確認し、実際、 Windows 10 のセットアップも 問題なく終了、その後、今までのことは嘘だったかのように快調に動作しています。

 やっとこの子 (Pavilion x2 10) を まともに評価してあげられそうです (_ _;>
Posted on Feb 02, 2016 at 20:55

Amazon プライムはものすごいサービスになってきた!

「 Amazon 、プライム会員向け『プライム・フォト』 写真専用の容量無制限ストレージ」ITmedia より)

 年額 3,900 円のサービスだと言うことを念頭に置いてお読み下さい。

 従来から Amazon.co.jp でも、 Amazon Cloud Drive と言うサービスはあって、ここに無料で 5GB までは データを保存することができましたが、今回の「プライム・フォト」の場合、 一般的な画像フォーマットのデータであれば、 RAW 画像ですら 容量無制限 で保存しておくことができます。
「劣化なし」でです。

 このサービスだけで、年額 3,900 円というのは微妙かもしれません ( Cloud Drive の容量を増やす場合は有料)が、 Amazon プライムの場合、Prime Music で 100 万曲以上の楽曲が聞き放題にもなります。
 今話題のサブスクリプション型の音楽聞き放題サービスの一つですが、 そもそも楽曲数が違いすぎるので、一概には比較できませんが、 例えば Apple Music の場合、これが「月額」 980 円。

 これだけではなく、「プライム・ビデオ」もあります。
 これも日本にも上陸して話題になった Netflix が ありますが、これも「月額」で 650 円から。

 この上、毎月 1 冊好きなタイトルを読める Kindle オーナーライブラリもあり、 これだけのサービスが年額 3,900 円で、入っておけば、 Amazon.co.jp の お急ぎ便、お届け日時指定便が使い放題となれば…もう一個くらい、 惹きの強いサービスが加われば、契約してまうかも…と、思う今日この頃です ^^;A
Posted on Jan 20, 2016 at 23:48

LAVIE Hybrid ZERO 確かに魅力的なんですが…

「 11.6 型で約 798g を実現した着脱式 2in1 『 LAVIE Hybrid ZERO 』」 ~オプションキーボードで総重量約 585g に軽量化可能
「 重量はそのままに Skylake に刷新した 13.3 型 LAVIE Hybrid ZERO 」 ~ 2in1は約 926g 、クラムシェルは約 779g を維持
(以上、 PC Watch より)

 Surface Book に続けというわけではないでしょうが、 NEC パーソナルコンピュータ からも、 プレミアムクラスの 2-in-1 が発表されました。
 相次ぐように 富士通 からも 同クラスの 2-in-1 が発表されています。

 NEC パーソナルコンピュータ から発表された LAVIE Hybrid ZERO は LTE モデム付き Core m3-6Y30 の 最上位機種 HZ330 で 189,800 円であれば、個人的な感覚ですが ( Surface Book よりは)現実的な価格と言えます。 確かに魅力的に思います。  ただ、ほんとに 2-in-1 でプレミアムクラスの PC って必要なんでしょうか?

 パワー的には、無理なく冷却ができるデスクトップにはかなわず、 クラムシェル型としてはデタッチしないものに比べるといろいろな制約が発生し、 タブレットとしてはどうしても Android タブレットよりも高くなる。

 やはりこれはハードウェアとしての成熟ではなく、 Windows 10 が十分に、 またいろいろな意味で成熟しないと、この疑問に対する最適解が 「 Windows プレミアム 2-in-1 」であるとはならないように思います。

「 富士通、スタイラスペンとキーボードカバー付属の 12.5 型着脱式 2in1 」PC Watch より)