「
ソニー、 11.6 型フルHDの“スライダーハイブリッド PC ”『 VAIO Duo 11 』」
~ Ultrabook 準拠、デジタイザーの手書きに対応
「
パナソニック、液晶を裏まで回してタブレットにできる『 Let'snote AX2 』
~ Ultrabook 準拠、バッテリホットスワップ対応
(以上、
PC Watch より)
Windows 8 の発売が間近となり、いよいよ国内メーカーの搭載機、
特に Windows 8 のタッチオペレーションに対応した機種が続々と発表されています。
ソニー からは
「スライダーハイブリット」
VAIO Duo 11 。
パナソニック からは
同社初めての Ultrabook となる
Let'snore AX2 。
これも液晶をキーボード側の裏まで広げてたたむことによってタブレット型になります。
Windows 8 はタッチオペレーションによるタブレット型の端末を強く意識したインターフェイス (I/F) と、
これまで通りのデスクトップ I/F を併せ持つオペレーティングシステム (OS) で、
しかもどちらの I/F もある程度以上実績のあるものであるゆえ、
これまで際物的扱いを受けてきた
ASUS Transformer のような
セパレートタイプとの組み合わせで化けるかも?と以前に言及したことがあります。
ただ
ソニー さんや
パナソニック さんが用意したタブレットにもなるこれらの端末は、
個人的な意見を言わせてもらうと「違うよね」って感じです。
なぜか?
理由は単純、
「重い」 から。
Duo 11 は 1.305kg 、 AX2 は 1.14kg で Ultrabook 準拠で、
しかもタブレット型に変形するギミックを持つ端末としては標準以上に軽いのかもしれませんが、
純粋にタブレットとしてみた場合、
660g 前後 の
iPad の倍です。
しかも、昨今のタブレットは 7 インチ級が熱く、
先般発表された
Google Nexus 7 なぞ 340g しかありません。
ギミックとしては双方とも面白いかもしれませんが、
ちょっと今現在進行形のタブレットの潮流から外れて、
かつまたタブレットとしてのユーセージモデルが見えません。
特に
Let'snore は
素直にラインナップにない Ultrabook 準拠で軽さを極めた商品が期待していただけに、
個人的には非常に残念感が漂っています。
日本ではまだタブレットというものに対して確固たる利用イメージがないためか、
国産メーカーも二面性を持つ Windows 8 という OS をどう料理していいか
まだ迷っているようなそんな印象を受けます。
個人的な意見を言うと、セパレートタイプでない限り、
あまり最初からタッチインターフェイスは意識しない方がいいように思います。
> Windows 8 端末
以上、 Windows 8 PC を買う予定はない人間からの老婆心でした m(_ _)m
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Windows 8 が化けるかもと…と思う理由」